2022/06/26
まるで名作アルバムのようなプラモデル。「タミヤ 1/72 メッサーシュミット Bf019 E-3」

タミヤ 1/72 メッサーシュミット Bf019 E-3。世界中で何万人にも楽しまれたプラモだと思う。先日僕もそのひとりになった。なんだか有名なバンドの名作アルバムを楽しんだみたいだ。CDやレコードも同じものを買っても聴く人によって感想が違うように、プラモデルも同じパーツが入っているのに、作る人によって全く違ったものになる。だからこの趣味は楽しい。やめられない。自由と声を挙げずとも、作られたものはすでにあなたの思いがこもった自由の塊なのだ。

どこにでも売っていて、手に取りやすいこのプラモデル。パーツは美しく、接着剤でピタピタとパーツが貼り合わさっていく。40分もあれば形になった姿を見ながらお酒やお茶を飲んで、楽しかった余韻をゆっくり味わえる。僕の大好きなプラモの条件がすべて揃っている。


最近は筆塗りが本当に楽しい。ペタペタと塗るたびに、プラモデルがどんどん飛行機になっていく。エアブラシもいいんだけど、なんだろう、ダイレクトに楽しさが伝わってくるのだ。綺麗に塗ろうじゃなく、楽しく塗ろうという気持ちがどんどん前に出てくる。だからこそ完成後もなんだか愛おしく見えてくる。そんな風に塗れたプラモと、ファインダーを通して会話している時間は、とっても幸せ。だからプラモは面白い。次は何を作ろうかな。




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