2022/03/19
俺の中のアメリカを筆に乗せて。タミヤ 1/72 コルセア、ハセガワ 1/72 ヘルキャット


今筆塗りが本当に楽しい。それは僕のライフワークのメインともなっている「nippper」の記事でも、この楽しさをたくさん書いてみたくてしょうがなくなっている。綺麗に塗れる、塗れないじゃなくて、とにかくプラスチックにべたべたと塗料を塗っている時間がすごく幸せなんだ。だから今は、プラモを速攻形にして、とにかく塗りたい。
筆塗りは、息子や娘が隣にいても大丈夫。特に僕は水性塗料しか使わないから、匂いもそんなしない。最近息子なんかは、「じーじ(私は父なのにじーじと呼ばれている。パパよりはいいかな。むずがゆくなっちゃう)、僕もお兄さんになったらプラモ作るんだ」とか言ってくる。そんな嬉しいことを聞けるから、むしろリビングで作業しちゃったりもする。

グレー一色だったもの(飛行機のプラモはグレーの物が多いです)が、実機のように武を纏ったような色になる。そこにかっこいいと思えた時、俺は男なんだなと思ったりもする。僕は服や物でも、どこか粗野で男らしいものが好き。ユニセックスな服はあまり好まないのもそんな感覚からかもしれない。

今回はアメリカ海軍の飛行機2機「コルセア」と「ヘルキャット」を塗った。この中にも僕の粗野なものが好きな感覚が自然と入ったと思う。アメリカンコットンのTシャツのようながさっとした感じで、派手さが無い。ガサガサに汚しても良かったんだけど、俺の中に飼っているアメリカの戦闘機は違う。やれている部分とツヤがある、はき込んだオールデンのような戦闘機にしたかった。特にヘルキャットは自分の中のアメリカな雰囲気を出せたかなと思っている。
塗り上がって、お外で撮影しているとき、ヘルキャットが風で飛んで壊れた。でもさ、それまでの間本当に楽しかった思い出は消えない。また作ればいいんだしね。次は、マスタングかな。またプラモを作りながらいろいろ思いを巡らせよう。



- 関連記事
-
-
毎度楽しい零戦プラモデル! 2022/03/27
-
俺の中のアメリカを筆に乗せて。タミヤ 1/72 コルセア、ハセガワ 1/72 ヘルキャット 2022/03/19
-
FINISHED PRODUCT BOX 「ハセガワ 1/72 三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 21型」 2021/08/21
-
コメント