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スリーストライプと歩む道

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靴は浪漫。革靴でもスニーカーでも僕は靴には特別な力があると思います。足を入れ1日が始まる。脱いで1日が終わる。生活の節目、時間の流れ、シーンの移り変わり。そんな時に体についたりはなれたりする。そんなものだから、足だけじゃなく目や手で触れるから。靴ってちょっと特別なんじゃないかと思います。
今日はアディダス。僕がアディダスの名品と思う3つのお話です。そしてその一つは今日、妻から誕生日プレゼントでもらったモデル。どれもあまりに普通で、珍しさとは真逆の世界。でもそんな靴だからこそ一緒にいたいと思えるものです。

スエード使いのミニマルファンタジスタ「ガゼル」
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フットボールスタイルで、無駄のないスリーストライプ。デザインにアクセントを与え、少し外した感じの白いタン。1991年に登場した「ガッツレー」のデザインを忠実に捉えたモデルです。欲しいな〜というのを妻が覚えてくれていて今日いただきました。嬉しい。
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ヒールタブにはトレフォイル。文字が無いシンプルさ。サイドのスリーストライプにトレフォイル。これですよね。どこに行ってどんな世界をこの靴に見せてあげようか? そしてどんな世界を見せてくれるのか。たくさん汚れていっぱい成長して行きたいですね!

オールレザーのbasket shoesとして世に放たれたアディダスの怪物
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街で見ないなんて日はないのではないでしょうか? 独特な爪先のデザインに、履きこまれて鈍く光るレザー。タンに輝くトレフォイル。そして堂々としたスリーストライプ。履くだけでもう一日がよくなるんじゃないかと思えるくらいこいつはかっこいい。初めて出会ったのは13歳。親父に買ってもらった最初で最期のスニーカーがスーパースターでした(親父も好きで履いていました)。この靴にすべてがマッチした雰囲気の人って本当にかっこいい。自分はもう少し時間がかかりそうです。

世界で一番美しいスニーカー「スタンスミス」
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もう何足履いたでしょうか…。これは6年物。ご覧の通りボロボロです。でもスタンスミスってソールが減って、サイドもクタクタになって。タンがその人の甲の形になって。なんでしょう…スニーカーから足になる感覚。その人の歩んできた姿がすごく形になっていくスニーカーだと思います。だから僕はこのスニーカーは世界で一番美しいモデルだとも思っています。
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本当に靴が好きな人にとっては「ひどい履き方してるな…」と思われるかもしれません。でもこれが俺のスタンスミスであり俺の足。ケアもしてるんですよ! でもそろそろ新しいのも欲しいなと思ったり。スタンスミスのスペースが無い下駄箱は寂しいと思っちゃいます。
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アディダスの靴の歴史ではキャンパス80sといった傑作もあり、こちらもとてもオススメです。明日からガゼルを履いてまた新しい1日をはじめたいと思います。それではまた!!!



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