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旅の靴/松本とニューバランス990v5

R0001554.jpg▲松本城はやっぱりかっこいい。お城だけでなく、周囲の豊かな自然がより城を映えさせてくれる

 旅の支度でいつも楽しみながら悩むのが「靴」。自分が向かう場所、旅行中の天気、さまざまなことをイメージしながら靴を選ぶ。数日間相棒となる1足を選ぶのだから悩まないわけがない。

 僕は夏の終わりに長野県・松本市を旅の場所に選んだ。その理由は長野県は今まで旅して悪い思い出が無いと言うのが一番。うまいワインにうまい蕎麦、なんだかゆったりした時間、アカデミックな雰囲気がある場所などが揃っている。昨年車も買ったので、余計に長野に旅したくなったのだ。

R0002160.jpg▲選んだ靴はニューバランスの990v5。極上のクッション性とフィット感は一度履いたらやめられない

 自然の多い長野県でも、松本は立派な都市。そして歴史や文化もある大好きな場所。そんな街に2泊することを考えて選んだのが「ニューバランス 990v5」。ニューバランスのスニーカーの中でも990シリーズは特別なライン。1000点満点中990点の靴であると言う評価が社内で出たことで、990と言うナンバーが与えられたとか。このシリーズは「990」を始祖に、「991」、「992」、「993」など様々な系譜に広がりどれも傑作となるすごいナンバー。スティーブ・ジョブスも愛した靴で、「992」とリーバイスの501を合わせた姿は有名。松本のアカデミックさと990のちょっとこだわりの強い背景がなんだかミックスしたので、今回の旅で僕は「990v5」を選んだのだ。v5というのは990の5代目という意味(今年はv6が出るそうで、そちらも楽しみなのだ)。

R0001364.jpg▲松本市美術館。松本市出身の芸術家・草間彌生の世界を堪能できる。ベンチや壁などそこかしこに彼女の世界観が散りばめられている
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 僕は旅行の初日に額を4針縫うというアクシデントにもあったのだが、病院のスタッフさんも優しくて「松本を嫌いにならないでまた来てくださいね」という言葉は、凹んでた僕にはとっても優しく響いた。おかげで2日目も元気に松本城を堪能できた。
R0001508.jpg▲現存の城の木はやばい。多くの人が触れてきた歴史がツヤとなって目の前に現れる。かっこいい木がお家に欲しくなる

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 松本のガイドブックなどでもお馴染みの「おきな堂」では洒落た洋食を。ポークステーキは旅の疲れを吹っ飛ばす感動が目と舌で堪能できるのでおすすめ。車じゃなかったらこれとビールを味わいたかったが、それはまたの機会に。

R0001462.jpg▲小波のカルビ丼は優勝

 松本駅から徒歩3分くらいのところにあった「小波」。こちらはランチでラーメンとカルビ丼が食べられる。お店の中の雰囲気もグルーヴ満点。松本に行ったら、夜に再度行ってみたいお店。絶対に再訪するぞ。
R0001455-2.jpg▲最高の雰囲気。卓上コンロの清掃の丁寧さも素晴らしい!!

R0002166.jpg▲スウェード部分の味。ニューバランスのネイビーのスウェードは、履き込んだ時の色変化がとてつもなくかっこいい

 旅をした靴は、一気に姿を変える。これは他の靴もそうで、ひとつの旅を終えることで一気に靴との距離が縮まる。990v5とは日本だけじゃなく世界各地も一緒に旅した。だから僕とこの靴はもはや一心同体。旅を楽しくしてくれる存在だ。靴は買ってすぐに自分との距離が縮まらないからこそ面白い。じっくりと、人生のイベントを一緒に乗り越えていくと、いつしかその靴は自分の中でかけがえのないものになったりする。可愛い子には旅をさせよ。それは靴のためにもある言葉なんだと、旅から帰ってきた靴を見るとよく思うのだ。

 今度は、最近初めて一緒に旅に出た靴との話もしようと思う。








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