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「3本の相棒」と2021年夏。

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 夏はパンツだ。夏の上半身はTシャツしか着ないオイラ。だからこそのパンツ。長ズボン、短パンとパンツで気分を調整する。今年の夏のズボンはこの3本がヘビロテになりそう。熱い夏も好きな服を着て過ごしていこう。
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正面は通常のユーズド加工で、後ろ側にダメージやペンキ加工が施されたsszの「裏KURSED 552XX」

■「ssz」のアガるパンツ

 セレクトショップのビームス内で展開されるオリジナルウェアのサーフ&スケートラインである「ssz」。sszを送り出す加藤忠幸氏は、ビームス内でsszのデザイナー兼ディレクターを勤めながら、鎌倉にある加藤農園の4代目として、野菜農家の顔も併せ持っているマルチな人。インスタを見ていると服や野菜、とにかく愛していることへの熱量がすごく、自分もこんなふうに仕事がしたいとお手本にしている人。服からも「買った人の人生が楽しくなる」ようなパワーがあり、とにかくアガる。正直なものづくりとわかりやすいコンセプトがsszの魅力だと思っています。シンプルに心が震えるものほどかっこいいものはないです。sszのこのデニムも表と裏で表情が異なる。なんだか人の内面のようなデニムです。
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ミリタリーパンツはとても楽。そしてデザインも男臭くて好き

■夏は手ぶらで。「LE」の6ポケットパンツが叶えてくれる

 ポケットは僕らの願いを叶えてくれる。タケコプターは出てこないけど、財布やハンカチ、携帯、アルコール消毒と今持っていきたいものをこの中に収めることができます。大きなポケットがあるミリタリーパンツならなおさら。6ポケットもあれば両手はフリー。リュックやショルダーバックでできる汗シミ、トートバックの持ち手ににじむ汗。小さな不快感かもしれないけれど、そんなところから解き放たれるだけで、より楽しい時間が過ごせると思うのです。
 COMOLIのデザイナー小森氏と、セレクトショップ・LECHOPPEコンセプターの金子氏によって生まれる「LE」は常に定番の中の魅力を引き出した服を送り出してくれます。この6ポケットパンツもミリタリーな無骨さのシルエットに、程よい光沢を持った上質なコットンツイルが採用されたことでタウンユースでもあり、フォーマルにもいけるのではと思える雰囲気になっていてとても気に入っています。
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伝統ある工場の生地で作られた1本。これからもずっと相棒かな

■Levi's 501

 中学生の頃から常に僕のクローゼットにあるのがリーバイスの501。デニムの王様でヴィンテージの世界でも王様。僕はそこまで〇〇モデルとかは気にしないです。その時々の気分でシルエットを選んだりします。そして今年はどでかい501をガンガン履いて、長い時間を過ごせると思える1本が欲しいと思い新調。

 選んだのはとてもシンプルな「501」。歴代の名作モデルを再現したヴィンテージクロージングとかでもないです。本当にシンプルな501。ただ一つ違うのは生地。米国のデニム生地大手、コーンデニム(CONE DENIM、旧コーンミルズ)の唯一の米国工場であったホワイトオーク(WHITE OAK)工場製の生地を使用していることです。この工場は1905年に設立され“リーバイス(LEVI'S)501XX”に代表される米国製デニムの生地を生み出してきた象徴的な存在とも言える場所です。そんなホワイトオーク工場ですが、2017年12月に閉鎖されました。アメリカデニムの歴史を作ってきた工場の生地。せっかく501を新調するならコレだ!と思いました。

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僕の人生のユニフォーム。リーバイス 501

 サイズは40インチ。僕がぷよぷよおじさんになっても一緒に時を過ごせていけることでしょう。乾燥機に2回入れて縮ませたけど、全然余裕。この501とこれからの人生を楽しんでいこう!



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