2019/07/25
BUILD 再会。1/35MM

兵士たちの視線を僕たちが追う。その瞬間僕たちはプラモデルに魅了されている。
タミヤ1/35MMの最新作「ドイツ重自走榴弾砲 フンメル 後期型」はタミヤのミリタリーミニチュアのミルフィーユ的うまさを感じる重層な楽しみがある模型です。先に発売されている同一の車体が使用されているナースホルンは、僕の中で現在のタミヤの戦車模型のクオリティー、21世紀の戦車模型の入口となったものと思っており、フンメルはバリエーションキット的な立ち位置で見てしまっていました(フンメルのキットはほぼ新規パーツ…すんごいこだわりが詰まりまくりです)。ところが組み立ててみるとそこにはバリエーション云々ではない世界がありました。このキットこそワンパッケージでタミヤMMの面白さを詰め込んだキットだったんです。


そしてフンメルです。最大の特徴はみるからにごっつい15cm重榴弾砲。車両に関してはこのキットの魅力のほぼ全部とも言える組味を楽しませてくれます。「チッチェ〜」と思うパーツにものりしろがしっかりあるので接着剤をすっと塗り、乗せてあげればパーツたちはあるべき場所に融合します。ビスを使用することでパーツはしっかりと固定され、砲身の仰角がググッと取れる手応えはこの重自走砲の重々しさを指先で感じさせてくれます。





役者は舞台に現れるとスポットライトを浴びその空間を支配します。千両役者なんて言葉がありますが、この3人はどれもが一流。千両払わなくても僕らのもとにやって来てくれます。





昨今すごくはまっていた1/48MMを通り1/35MMとの再会がこのフンメル。外見の美しさと車両の特徴は両スケールで体感できますが、35って自分の視界一杯に戦車模型の景色が広がるからワクワクするのかもという気づきもありました。僕の視界で何が起きているのかを即座に楽しことができるスケール。そして構成。それはタミヤ1/35MMの魅力なのかもしれません。塗らなくてもかっこよさがバシバシ来て、この模型って本当に素敵だなと頭で何度も想いを巡らせることができる。やっぱりタミヤ1/35ミリタリーミニチュアシリーズはプラモの王様なのかもなとフンメルは感じさせてくれました。
さぁ次は完成した姿をお見せできればと思います。素組みでかっこいいんだから塗りたいっしょ! だからパーツ一部接着してません! お楽しみに👊
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.367 ドイツ重自走榴弾砲 フンメル 後期型 プラモデル 35367
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