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one day カーモデリングライフ! マツダ ロードスター TAMIYA 1/24

ロードスター (20 - 29)

美味しいものを食べてしまうとまた人は食べたくなります。フォードGTというご馳走を食べてしまい(下にロールするとフォードGTの記事があります)、カーモデルの面白さ、車の格好良さにグイグイ心を引っ張られ、完成後にすぐ注文したのが今回のお品「タミヤ 1/24 マツダ ロードスター」です。

僕にとって恩人のひとりである先輩が「またロードスターに乗りたくてさ、貯金始めるんだ」と言っていました。大人が貯金してまでも手に入れたいもの。大人でもいつまでも夢見ることができる。車ってやっぱ憧れるな〜。そんな先輩が欲しいって言っていた名車を次の1台に選んで見ました。そして1日で完成させてみよう! とフォードGTの経験を活かして狙っていきます。

■1日で作るための空想
1/色数が少ない、デカールが少ない車を選ぶ→キット選びは大事。完成見本を見ながらこの2つの条件を満たしながら自分の中でかっこいいものを選ぶ。ロードスターはぴったり!
2/缶スプレーで一気に塗る。乾燥時間を考え、ボディを優先
3/成型色を活かせるところは活かし、ツヤのコントロールで勝負
4/使いそうなマテリアルはプラモの蓋を裏返したものに集めておいてすぐ取り出せるようにする
5/飲み物必須! 携帯電話は別フロアにおいておく

キットが届くまで布団で上記のようなことを妄想。そして今日の朝一でロードスターが届きました!

ロードスター (29 - 29)▲この前のフォードGTを完成させるまでは車のパケージを見ると完成は無理かもと思っていたのが、一つできたことでワクワクに変わる。プラモのこの感覚が大好きです。さぁやるぜ!

ロードスター (1 - 29)▲すでにロードスター。成型色は白なので、いろんな色を受け止めてくれそうですね。直球で赤で行きます!
ロードスター (2 - 29)▲いろんな模型の中でもカーモデルって椅子がでかいですよね。まるで戦車模型のフィギュアのような感じ。でもね、このキットにはシートの主人が付くんですよ
ロードスター (3 - 29)▲それがこの女性。右ハンドル、左ハンドル仕様で選んで組み立てます。説明書にある「女性は自由に塗装します」って言葉いいです。僕は小麦肌でちょっとスポーティーで活発な女性をイメージして見ました。伊達公子さんみたいな。僕の勝手なイメージです
ロードスター (4 - 29)▲フォードG Tのような渋い仕様ではなく、輝度の高いメッキパーツ。多くのモデラーがメッキといえば思い浮かべるような雰囲気です

ロードスター (24 - 29)▲次に使用するマテリアル。ボディの塗装はタミヤのTS-95 ピュアーメタリックレッドで塗ります。今回もフォードGT同様、黒のパーツは成型色を活かし、プレミマムトップコートの光沢、半光沢をメインに使用しツヤ感を変える手法で行きます。黒を活かし、銀などは部分塗装して見ます(目立つところだけ塗ります)。
ロードスター (26 - 29)▲他の塗装はタミヤアクリルで。僕は模型を塗装する時アクリル塗料をメインで使用しています
ロードスター (25 - 29)▲デカールも手際よく貼るためにマークフィットを使用して確実に定着させて行きます。特にクリアーパーツにデカールを貼る箇所などもあるので、マークフィットはあると心強いです
ロードスター (27 - 29)▲説明書を見るとロードスターのボディにはマスキングが必要な箇所がありました。しかもゆるくカーブしています。そこでそんな時の強い味方の曲線用マスキングテープ(タミヤ)を準備。写真は雑ですが、こんな風に曲げられるので曲線部に沿ってフィットさせることができます。貼りながら形状を整えるように曲線に沿わせて行きましょう
ロードスター (28 - 29)▲汚っ! て思うかもしれませんが、このフォレホメタルカラーのジュラルミンがすごく良い色でして、こちらをホイールに使用します。キットは白の整形色なので、タミヤアクリルのX-1 ブラックを吹いた上から吹き付けます。足元はオシャレにしたいですよね!
ロードスター (6 - 29)▲ジュラルミンで塗装したのがこちら! 下地の黒が活きて少し重みがある雰囲気に。僕は大好きです
ロードスター (5 - 29)▲ランナーはすごく便利な持ち手になります。この状態で塗装できるものは先に塗装しておくと時短にもなります
ロードスター (7 - 29)▲今回途中まで説明書通りに裏を塗り分けていたのですが、これひっくり返さないと見えないのでは…と。綺麗に塗り分けるともちろんかっこいい最高なものになりますが、自分で裏返すことはないので、途中でやめました。シャシーのメインとなるカラーや黒一色で塗るだけでも良いのかもしれませんね
ロードスター (8 - 29)▲黒はほとんど成型色です。X-18 セミグロスブラックの指示があるところは半光沢、X-1 ブラックのところは光沢をふきつけています。でも見えないところは何も吹き付けません。見えないのですから
ロードスター (9 - 29)▲本当に嬉しいのが窓のマスキングシートがカット済みであること。ペリッと剥がせして所定の位置に貼るだけなんです。本当にありがたい。粘着力は強めっす

とこのような感じで製作していくと、黒を成型色活かしにしていることから、あっという間に組み上がっていきます。そしてボディは赤を塗ったらプレミアムトップコートの光沢でコート→マスキングして塗り分け(これが一番時間かかりました)→最後はメッキパーツ&クリアーパーツなどの接着&デカール貼り(インテリアのデカールは製作中に貼っています)で完成です!

ロードスター (10 - 29)
ロードスター (11 - 29)
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ロードスター (22 - 29)▲模型生活初のカーモデル完成品のフォードGTと2作目のマツダロードスター。記念撮影は嬉しい楽しい!

キットを買ったり届くのを待っているワクワクを形にしていく過程は個人の自由であり誰も邪魔できない時間。休日で完成させたり、じっくり腰を据えて作ったり。プラモは箱に入った未完成品だからこそこの自由があると思います。プラモって楽しいっすよね。今度はこの白いボディの成型色を活かして塗らないロードスターなんてのもいいな〜。いろんな作り方を妄想して、また1週間頑張りましょう!

ロードスター (19 - 29)


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父さんや母さんは、お箸の持ち方は教えてくれても、カーモデルの作り方は教えてくれませんでした。
今まで作ってきた沢山の模型たちがヒントをくれました。
DSC_8450.jpg▲タミヤフェアで展示されていたキットのパーツ割りなどを見て作ってみたい! と思っていたフォードGT。車のことは詳しくないのですが、模型として惚れました
DSC_8446.jpg▲ボディのパーツ…このパーツに色々パーツを貼っていくのか! と思える形状。リヤフェンダーなど複雑な形状をしているからワンパーツでは無理ですもんね
fordgt (6 - 33)▲ボディ、結構バラバラなんだな〜と思いながら仮合わせすると、衝撃の連続。収まるとこに吸着されるようにスイッと収まります。そしてパーツ形状が美しい…とうっとり
fordgt (7 - 33)▲外から接着剤を流すとせっかくの綺麗なボディが台無しになっちゃいそうなのでパーツの裏から。そしてきちんとパーツがズレないように大きめのガイドがあるんですね! ここに流し込み接着剤を流せばピシーッと綺麗に貼れます!
fordgt (8 - 33)▲のり代となるガイド!この大きさでがっちり接着!
fordgt (9 - 33)▲ガンガン組んで見る。もちろん説明書の先を読んで、ここまで組んでも塗装いけるな! というのは飛行機や艦船模型など、時に塗装段取りが必要になる経験から。模型は繋がっていると感じます
fordgt (17 - 33)▲今回メインの塗装は缶スプレーで! 説明書で指示されているマイカブルーを素直に使って見ます。そして僕の大好きなプレミアムトップコート! この光沢がこれまで使ってきて、カーモデルにもいけるのでは! と思い実験的に導入して見ます。プレミアムトップコートの良いところは、つや消しなら白化しにくい取り回しの良さ。光沢、半光沢、つや消し共通してきめ細かい塗料による滑らかな塗面を得られるところにあります
fordgt (14 - 33)▲そして思いました。カーモデル、持つとこなくね……だからタミヤはカーモデルに適した持ち手販売してるのねとここで納得。モンキーは持ち手を二つ使いウキウキ言いながら固定するのでした。そして右手人差し指に全神経を集中し、発射! 埃がゆっくりとボディに降ってくるのを見ることしかできない自分に絶望しながらも、青く染まったボディが乾くのを待つのでした
fordgt (15 - 33)▲青が乾いたら、プレミアムトップコートの光沢をどわーっと吹きます。少し近めからちょい厚吹きで。塗料が多く乗った部分が少し白くなるのですが慌てず待ちます。乾いて行くと無色になっていきます。このコートは戦車模型でよく使うのですが(デカールのシルバリング防止と塗膜保護のため)、その時すごく滑らかな光沢面ができたのでカーモデルにも採用して見ました

なんだかボディの塗装が終わると終わった気になってしまいましたが、シャシーとかインテリアの方がパーツ数多いのね、車模型って! なんて思いながらお茶をすすります。

fordgt (11 - 33)▲めっちゃサービス精神の窓用マスキングシート。嬉しいのですがこれを見ると、あーマスキングせなあかんのか…クルマって窓あるもんな〜と少し手が止まります。では線に沿ってカットしますか…
fordgt (12 - 33)▲って最初からカットされてるー! マスキング終わりじゃん。母さんがくれた眼差し。カーモデルだけ? 飛行機とかカットさせるやん。全部これでお願いします。これだけで一気にテンション上がるので製作スピードが一気に上がります
fordgt (5 - 33)▲そびえ立つ黒のパーツ。このランナーかっこよすぎ。あと色も良いですね。説明書を見ると黒を黒で塗りましょうとあります
fordgt (13 - 33)▲ガンプラのすごいモデラーさんで、セイラマスオさんという人がいます。マスオさんは成型色を活かして、かっこよくて楽しいガンプラをモリモリ作っています。スケールモデルでも全然いける手法です。今回黒のパーツにはプレミアムトップコートの光沢、半光沢、つや消しの3種類を使って、成型色を活かしてツヤのコントロールのみで製作して見ました
fordgt (10 - 33)▲ランナーのまま塗装した方が良いな〜というパーツはエアブラシで効率よく。これは飛行機模型が教えてくれたテクニック。同じ色のパーツをランナー状態でまとめて塗ってしまいます
fordgt (18 - 33)▲アンダーパネルやサスペンション、ダッシュボードや内装。サスペンションのパーツはランナー状態でシルバー系を。黒の成型色のパーツは成型色仕上げです。あと白いパーツもペーパーを当ててヒケを消した後に光沢を吹いた成型色仕上げです
DSC_8449-2.jpg▲ホイールのメッキ…すいません。最近の他の車キットのことを知らないのですが、めちゃくちゃかっこいいのですが! これを落として塗ったりしているのってみんなすごいな。僕はめっちゃかっこいいと思うのでなんもしません。ランナーから切れば完成です。やったね
fordgt (32 - 33)▲接着面のメッキを落とす時代は終わったかもしれません。このセメダイン ハイグレード模型用があればそのまま接着できます。そしてクリアーパーツも曇らずに接着できます。メッキ、クリアーパーツが共存する車模型にはもってこいの接着剤です

そして…模型人生初のカーモデル完成!!! 

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コンパウンドなどの研ぎ出しなどをすればさらに輝くのでしょうが、マイカブルーとプレミアムトップコートの光沢でも満足の仕上がりになったと思います。ボディって乾くまで本当に心配。ここは我慢するんだと、経験が教えてくれました。
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車模型って何度も挫折して今まで完成にたどり着くことが出来ませんでした。しかし、カンスプレーの方が楽かも?とか成型色仕上げでもいけそうとか、このマテリアルを使うと一足飛びにいける! という他の模型を作ってきたことで培った経験が活きて、今回完成までたどり着くことが出来ました。数々のプラモが背中を押してくれたと思っています。今まで作れなかったテーマを乗り越えた時って本当に嬉しいですね。ありがとうフォードGT

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そして今日僕はタミヤから車模型の楽しさを教わったのでした。

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