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ファレホでガンプラを塗ろう!の巻

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久々のガンプラです! 今回はタイトルにある通り、ファレホという塗料でガンプラを塗ってみます! ではなぜファレホなのか……。そもそもファレホってなんじゃい!!

■ラッカー塗料を使える環境ではなくなってしまった…
子供ができて、奥さんが特に過敏になる。こんな経験をしている方も多いと思います。自分もそのような環境になりました。でも模型は大好きな趣味。やめたくない! 何が原因かとかみさんに聞いたところ、やはり「臭い」でした。その悩みを打開してくれたのが、今回ご紹介するファレホです。ほぼ無臭。窓を開けておくくらいで問題ありません。塗装ブースを使えばもう快適でしかありません。ファレホで塗装するようになってからはかみさんから「塗装してたの?」と聞かれるようなこともありました。臭いに関しては本当に気になりません。悩んでいる人はぜひ使用してみてくだい。

■キャラクターモデラーにも門戸を開く「メカカラー」
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ファレホはスペインの水性アクリル塗料です。世界中で使用されており、特にスケールモデルにおいては確固たる地位を確立しています。日本ではボークスが輸入代理店となっています。そしてそんなファレホが近年発売したのが「メカカラー」。日本でもメジャーなキャラクターメカにガンガン使用できるラインナップで、本当に良い塗料です。
メカカラーのラインナップはこちらのボークス公式HPをどうぞ
今回はVガンダムを塗るのに上の写真の塗料を選択しました。
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また僕はスケールモデルも好きなので、このようなファレホのカラーセットも購入しています。こちらはエアブラシ塗装に適した濃度に調整されている「モデルエアー」というファレホになります。ファレホには濃度の濃い「モデルカラー」とエアブラシ塗装に向いている濃度の「モデルエアー」があります。個人的な感想ですが、モデルエアーでも筆塗りはOK。むしろ薄めなので、乾いてから重ね塗りすると綺麗に仕上がります。このようなセットを買っておくと自然とカラーが揃って行くので、これに何かを足して行って色数を増やしています。

■ファレホのメカカラー、どう使うの?
DSC_4181.jpg早速ファレホメカカラーを使用してみます。まず塗料はしっかり混ざらないと本来の色味を発揮することはできません。そこでこのような攪拌ボールをファレホの容器の中に入れます。攪拌ボールは量販店などで売っています。
DSC_4183.jpg蓋を外すとこのように注ぎ口が出てきます。押すと1滴出るドロップ式なので、手を汚さず便利! ファレホの取り回しやすさは魅力的です。
DSC_4185.jpg注ぎ口も外せます。ペーパータオルなどを使用して外してあげましょう。
DSC_4188.jpg容器の中に攪拌ボールを入れてあげます。これで準備OK! 注ぎ口とキャップを戻して、よく振ってから使用します。

■メカカラーの特徴は濃度にあり!!
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メカカラーをペーパーパレットに出してみます。このメカカラーはモデルカラーとモデルエアーの中間くらいの濃度に調整されており、とてもニュートラルな塗料です。筆塗り→エアブラシと行き来も楽です。
DSC_4197.jpg塗料を出したら、すぐ筆塗りできます。水性アクリル塗料なので、水で濃度も調整できます。筆塗りの時はコップに水を入れて薄めたり、筆を洗ったりして使用しています。
DSC_4202.jpg実際にランナーに筆塗り。下地がうっすら透けてます。完全に乾いたらもう一度筆塗りすれば綺麗になります。ちょい薄めなので、厚ぼったくなることなく、2〜3回重ねればとても綺麗な塗面にできます。容器から出してすぐ筆塗りできるのも便利です。

■エアブラシ塗装は?
DSC_4204.jpgもう容器のまま直接エアブラシのカップに注ぎます! これでも吹けますが、少し濃いです。そしてファレホでよくある症状「塗料詰まり」が起きやすくなります。これはニードル部分に乾燥した塗料が固着することによって起きます。それだけファレホは速乾性もあるということです。
DSC_4211.jpgそこで登場するのが、ファレホのエアブラシシンナーとフローインプルーバーというものです。シンナーといっても臭いないのでご安心を。この2種の溶剤をシンナー3、インプルーバー1の割合で混ぜた溶剤を作って置きましょう。インプルーバーは塗料の乾燥を遅くして塗料詰まりを緩和してくれます。一気にエアブラシ塗装が快適になります。
DSC_4212.jpg塗料を入れる前に、先ほどの溶剤を2〜3滴入れます。ボークスではファレホの空容器も扱っているので、これがあるとすごく便利です。混色した塗料の保存などもできます。
DSC_4213.jpgその後に使用するカラーを注ぎます。自分は溶剤2〜3滴に対して6〜7滴垂らしています。
DSC_4214.jpgその後攪拌棒などでしっかりと混ぜましょう。これで塗装準備はOK! エア圧は適宜調整してお好みを見つけてみてください。自分は0.1くらいで吹いています。
DSC_4216.jpg混色もカップ内で可能です。何滴注いだかを覚えて入ればだいたい近い色がお手軽に作れます。赤を入れて…
DSC_4217.jpg白を足す。この時に両方の色を何滴ずつ入れたか覚えておけば、混色する際に大きく転ぶことはありません。
DSC_4218.jpgそしてきちんと攪拌棒で混ぜましょう。混色もこんな感じでいけます。
DSC_4224.jpgファレホにサーフェイサーもあります。色数が豊富なので、いろんな下地で様々な表現が可能です。

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実際にファレホのメカカラーで塗装したHGUC Vガンダムです。メカカラーのピュアホワイトは実際に使ってみてすごく好みの色でした。アクリル塗料ならではの隠蔽力の強さもあるので、発色も良いです! 青や赤もほぼ生のままです。下地を白のサーフェイサーにしているので鮮やかさが増しているのだと思います。メカカラーがあれば俺もガンプラ楽しめるな!と本気で思ったので、模型ライフにもっとガンプラ分を注入していこうと思います! 次回以降ではファレホ使用をもう少し詳細にお届けできればと思っています。
ボークスさんにはメカカラーのキャラクターメカセットをぜひ販売して欲しいです!

■おまけ デカールはかっこ良くなる近道!
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Vガンダムはペーパーがけと筋彫りの彫り直ししかしていません。個性が出ないかも…と思ったらデカールです。市販のデカールでかっこいいなと思ったものを自分の好きなように貼るだけで、オリジナリティが出ます。
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僕はVertexのデカールを良く使います。いろんなカラーリングのコーションマークがあるので、パッとみていいなと思ったものをパーツの角やディテールの脇に貼っています。デカールで色数を増やすというのもありだと思います。
DSC_4226.jpgデカールって増えてくると保管が意外と難しいです。僕はタミヤの紙やすり入れにデカールを保管しています。小分けに綺麗にいれられるので、良く使うコーション系をまとめています。

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