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興味が湧いたら恐れず作る!!知ら無い世界に飛び込むから楽しいプラモデル。

興味が湧いたら作ってみる!! 今まで知らなかったジャンルに触れるってやっぱ最高です。自分が飛び込んでみたジャンルを楽しんでいる人へのリスペクトも増します。作ってみないとプラモって分かんないっすね〜。

「タミヤのバイク模型」をこれからも好き勝手に作って、家の棚をいっぱいにしたいと思います! 楽しい〜〜。それぞれの記事はnippper読んでください。よろしくっす!
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Amazonベストセラーによくいるプラモ!1994年から定番として君臨する「タミヤ 1/35 4号戦車J型」を作って思ったこと。

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 発売以来、戦車模型の超定番として君臨しているのが「タミヤ 1/35スケール ミリタリーミニチュア ドイツ軍4号戦車J型」です。Amazonの戦車模型ランキングでも数ある新商品を押さえてベストセラーによくなっています。作ってみるとそれだけの魅力があるのが分かります。スパスパとパーツが合いますし、ちょいとめんどい足回り(4号戦車は転輪が多い!)が終われば、カクカクしたかっこいい戦車がすぐにできます。1994年に発売したプラモで、今の各メーカーの戦車模型のようなイケイケな細かいパーツ分割はされていないのでとにかく組み立てが楽。でもキットのディテールはシャープだし、満足度は十分。長年愛されているジャーマントレーナーのようなプラモなんです。

DSC_8593.jpeg▲1日でこの形になります。砲塔の周りについた装甲。車体にシュルツェンという増加装甲をつけるためのシュルツェン架という棒が剥き出しになっている姿がかっこいいのですよ〜〜

 定番! とか言ってますが、僕はこのキットを作ったことがなく、後発で全くキット思想が異なっている4号戦車F型と4号戦車G型を先に作っていました。その二つのプラモは、現代の各メーカー戦車模型フォーマットのようにパーツが細分化されているのですが、その小さなパーツひとつひとつに大きな軸が用意されていて、接着&組み立てを容易にする工夫が取られていました。まさにタミヤが見せる今の戦車だったのです。
DSC_3623.jpg▲こちらが4号戦車F型。近年発売されたキットで、戦車&フィギュア共に超シャープ!!

 そのキットを作っていたせいか「まぁ94年に発売されたJ型はいいか〜」なんて思っていたんです。しかしそんな時にタミヤから大戦後期のアメリカ兵のフィギュアセットが発売となります。「これと一緒に飾るプラモが欲しい!! まじで!!」となってお店をぐるぐるしたんですね。ジープとかありきたりだしなぁ……といじわる爺さんになっていた自分の目に飛び込んできたのが、タミヤの定番「4号戦車J型」でした。J型は大戦末期に運用されているし、偵察、進軍を続けるアメリカ兵の背景&台座にぴったりじゃんと思いました。そうして僕は最新キットの導きで、定番キットを手に入れたのです。これこそドイツのモールスキンに最新のニューバランスの組み合わせですよ!
DSC_8597.jpeg▲何個でも作りたいアメリカ兵偵察セット

DSC_8530.jpeg▲箱絵の雰囲気はいつだって最高なんだ!!
DSC_8577.jpeg▲ちっちゃなパーツがほとんどないのよ〜〜
DSC_8586.jpeg▲俺はこのくらいの解像度で本当に満足!! 手を加えたければどんどん加えられるよ

 アメリカ兵の背景にとか考えて組んでみたら、94年にこのプラモはずるいでしょ!! 俺が11歳の時に先輩達はこのキットをリアルタイムで手に取っていたことに嫉妬! ここまで組みやすくて楽しい戦車模型だったなんてとちょっと反省しました。僕が好きなプラモの基準である「箱を開けた瞬間に完成までが見える、ゴリラでも扱えるパーツ分割の塩梅、できた時にビールがうまいと感じられるくらいのストレス感」を全部満たしていたんです。
 だからアメリカ兵の背景として作る前に、ひとつは普通に作ろうと思って、箱の側面に描かれている2色迷彩で塗ったんです。フィギュアだけは最新キットから持ってきました。たしかブルムベアの車長を使ったと思います。
 こうやってプラモの反復横跳びをして「このキットいいな〜、あのキットいいな〜」ってなれるのって本当に好き。そしてその結果こうやって完成形ができると、今日もビールがうまいのです。僕の生活の中には、こういうプラモをもっと側に置いておきたい。あらためてそう思えたのが「タミヤ 1/35 4号戦車J型」でした。
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毎度楽しい零戦プラモデル!

DSC_8949.jpg▲ハセガワの1/72スケール 零戦二一型。筆塗りで仕上げ。2021年の年末に滑り込みで完成
 僕が初めて完成させることができた飛行機模型。それが零戦。さらに完成したプラモの写真を、自分で撮影してみようと思ったのも零戦でした。飛行機模型は、僕のプラモライフにおいて、ターニングポイントになっている物が多いのかも……。

IMG_1530.jpg▲タミヤ 1/72 零戦二一型
 「闘う零戦」という写真集に、タミヤのプラモが付いているスペシャル版があります。僕はその本の中の零戦のかっこよさに痺れ、付録のプラモを一気に完成させるのです。これが人生で初めて、飛行機模型を完成させた瞬間となりました! 本当に嬉しかったですね……。作り方とかを見ながらではなく、写真集に載っていた零戦のかっこよさにそのまま心を動かされ、ガンガン組み上げ、ガンガン塗っていく……。スペシャルな体験でした。これを感じることができたからこそ、今も飛行機模型が好きなのだと思います。
 またこの時期、僕はソニーのRX100というカメラを購入しました。作ったプラモの写真を、自分で撮影してみたかったんです。見よう見真似でやってみると……全然撮れない。シャッターを押せば撮れる機械が、なんでこんなに難しいの!? でも……それだからこそ面白い!!! って思いました。今でも写真は悩んでいます。自分が作った模型をもっとかっこよく撮影できるようになりたいので。模型を作ることと同じくらい楽しいです。

IMG_1529_Original.jpg▲タミヤ 1/48スケール 零戦ニニ型
 1/72スケールより一回り大きい、1/48スケールの飛行機模型。このスケールの零戦に初挑戦。零戦には様々なタイプがあるというのを理解して作った、最初の零戦でもあります。エアブラシで応急迷彩にチャレンジして、がっちりウェザリングもしてみました。見返してみると、ブレーキパイプは自作してるし、エッチングパーツも使ってるみたいですね……完全に忘れてました。
IMG_8355.jpg▲タミヤ 1/72スケール 零戦五二型。タミヤアクリル塗料での筆塗りで、自分のメソッドを確立することができました
 このタミヤ 1/72スケール 零戦五二型は、息子が生まれ、僕の模型スタイルが一変してからの物です。一番変えたのは塗料。刺激臭の強いラッカー塗料を全て破棄。水性ホビーカラーとタミヤアクリル、シタデルカラーなどの水性塗料に切り替えました。
 この零戦は、タミヤアクリルの筆塗りで仕上げています。タミヤアクリルは、どうしてもつや消しが強いと感じていたので、試しにクリアーを少量入れて塗ってみたら大当たり!!! 滑らかな塗面となり、自分好みの筆塗りが楽しめるようになりました。ツヤだけでなく、クリアーカラーは色味のコントロールもしやすく、グラデーション塗装もしやすいです。匂いも少なく、かみさん、息子と娘にも嫌がられることなく模型を楽しんでいます。
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 そしてまた、僕は零戦が作りたくなってひとつ模型を購入しました。次はどんな体験ができるのでしょうか? ワクワクです。プラモって本当に楽しいですね。