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「ジャーマングレー」で自分の趣味の機嫌を取る/タミヤ III号突撃砲 B型

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 ジャーマングレーという色は、本当にかっこいい。だから大好きな戦車模型を完成させて自分のご機嫌を取りたい時なんかは、この色の車両を作ることが多いです。こんなに黒っぽくてかっこいいグレーって本当に迷彩効果あるの? むしろ俺たちめっちゃ強いぜ!! ってやる気が迸っている感じがしません? その迸ったアニキ感が大好きなんです。キャラクターモデルのモチーフも、この色に塗られれているものってスペシャルなチームとかが多いですよね。戦意を感じる色でご機嫌をとっていくんです。
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 タミヤのIII号突撃砲B型は、元にした車両があれやこれやとあるそうですが、プラモの作りやすさ・ギミックなどめちゃくちゃに良いプラモです。僕は3回くらい挑戦して、何度も途中で投げ出していたのですが、今回こうやって塗り上げることができました。途中で投げ出した理由は「デカール」。マジでデカール貼りという文明についていけなかった頃、フェンダーの白いライン、骸骨マークなど今では「それマジで失敗する?」みたいな失敗を連発していたんです。でもnippperを始めたおかげで、自分の模型知識やマテリアル知識もアップしたので、今では余裕でクリア。自分もnippperを始めたことで模型がさらに楽しくなっています。
DSC_4026.jpeg▲戦闘室内部もカッコよく表現されていまっせ!
DSC_4114.jpeg▲成型色もジャーマングレーをイメージしたもの。刺身でも最高にかっこいいので、バンバン組んで欲しいプラモっす
DSC_6707.jpg▲ジューマングレーって汚しがめっちゃ映えるんです。だから塗装が超楽しい!! どんどんご機嫌になっちゃう
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 戦車兵はシタデルカラーのコントラストという塗料で染め塗り。ちょっと明るすぎたので、後日塗り直してみようかなと思います。塗装は何度でも自分のイメージを追い込めます。そうやってチャレンジしてうまくいくと、俺強くなってるやん! って自己肯定感もアップします。どうしようもない失敗をしちゃった時は、しゃ〜ない! って思って寝ちゃいましょう。次へGO!! っす。
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 ジャーマングレーの立体物は本当にかっこいい。これだけでご機嫌になっちゃう。さらにこうやって完成すると楽しいので、次は何を作ろうかな〜って思えてきます。色を塗るだけでなく、積んであるプラモを組みまくる、プラモの箱を開けてパーツを眺めてニヤニヤする、写真撮影を楽しんでみるなどなど、人によってご機嫌になることってたくさんあると思います。かっこいいものを作るだけでなく、自分の機嫌がよくなることをするってのも趣味がある生活に大事かなと思っています。それでは〜〜。




“2022”買ってよかった俺の欲望/もう絶対手放せない至高の黒塗料「シタデルカラー コルヴス・ブラック」

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 俺の中の2022年塗料オブザイヤーです。シタデルカラー コルヴス・ブラックは、2度と手放したく無い「黒」塗料となりました。2021年の末に出会ったのですが、持ち越しで2022年もめちゃくちゃお世話になりました。
 これ1本で戦車の転輪のゴム、戦車のサイドスカートのゴム、履帯のベース塗装、ガンプラの段落ちモールドの塗装と黒っぽい箇所が全部カバーできました。しかもかっこいい……。シタデルカラーなので、水とパレットがあれば塗装できる手軽さと、隠蔽力の強いベース塗料なのでスイスイ塗装できます。DSC_6023b.jpg
 このなんとも言えない青みのあるブラックが最高!!! タイヤのパーツに塗ったりすると、少し色が抜けたかっこいいタイヤの雰囲気になるんですよ〜〜。マジですごい。
 nippperのこちらの記事でレビューしているので、ぜひ読んでください。
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 僕は戦車模型が好き。でも転輪のゴム部分の塗装はいつもめんどいな〜っと思っていたのですが、コルヴス・ブラックの色味と塗りやすさに出会ってからは、ゴム部分を塗るのが楽しくてしょうがなくなりました。スイスイと良い色を塗ることができるという体験が、いままで嫌だった気持ちをどっかにポイしてくれました。良いものと出会えるとプラモってさらに楽しくなりますよね〜〜。コルヴス・ブラック、マジで最強なので、ぜひ使ってみてください。


ガンプラの「白」だけ塗らない!!


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 「白」以外を塗って完成させてみよう!! この2つのガンプラはそれを目指したものです。白だけ塗っていません。なんでそんなことをしたのかというと、下のランナーの写真をどうぞ。
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 こうやってランナーで白いパーツを撮影すると、本当にすけていません。とても美しい「白」。これを活かしてみたいと思ったのです。このハイレベルな成型色のような白をしっかりと塗装で発色させるには下地や色選びなど様々な工程を踏むことになります。それももちろん楽しいですが、これだけ綺麗なので、きちんとガンプラの白を活かしたらどうなるのだろうと見てみたくなったのです。他の色のパーツは自分の好みの色にしたいので全塗装します。
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 写真の3つの塗料が「水性ホビーカラー」の最強クリアーで、ガンプラの白をさらによく見せてくれます。これの缶スプレー版が、僕も参加しているnippperの記事で紹介された「プレミアムトップコート」です。
 瓶版は「プレミアムクリアー」と言いまして、光沢は塗膜がめちゃくちゃ強くなってピッカピカになります。つや消しは滑らかなフラットになります。フラットベースを混色すれば半光沢、より強いつや消しとツヤのコントロールができます。僕は光沢にフラットベースを入れて半光沢にしてよく使用しています。デカール前は光沢でテッカテカにして、シルバリングしないようにしてデカールを貼っています。つや消しはガンプラではなく戦車模型でよく使います。
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 センサー系のキラリと光るシール以外(主に膝)を貼ってから白いパーツにプレミアムクリアーを欠けた状態です。水性のプレミアムクリアーはシールを溶かしたりしないのでサッとひと吹きでシールのツヤも落ちて塗装しているみたいに見えます。ですので僕はプレミアムクリアーと出会ってからはシールも積極的に使います。もしシールに粉が吹いたようにかぶったら、乾燥後に綿棒で擦れば拭き取れます。
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 AGE-1のように体のほとんどが白の場合だったら塗装ハゲとか気にせず遊べますね!!
 また白を塗装しなかったことで、大幅に時間が短縮され、このAGE-1は1日で完成しました。時短プラモとしても楽しめますね。「今週は気楽にガンプラを作ってみるか〜」と思った方、ぜひ試してバンダイの白成型色の良さを体感してみてください!