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どんな「緑」でプラモを塗装しましょうか?/タミヤ 1/35 イギリス巡航戦車コメット

DSC_6795.jpg▲「タミヤ 1/35スケール イギリス巡航戦車 コメット」完成しましたぜ!! やったね!!!
 久しぶりにイギリス軍の車両を完成させることができて歓喜!!! ビールがうまい!!! 今回もどんな「緑」にするか本当に悩みましたが、タミヤアクリル「XF-89 ダークグリーン2(ドイツ陸軍)」で攻めました。イギリス軍の車両なのに!? と思うかもしれませんが、自分の塗りたいイメージに合っていれば色名から解放したっていいんです。ドイツ軍からヨーロッパを解放した連合軍のようにね!!
ボービントン (271 - 751)▲マジで黒い緑だよね!! イギリスのタンクミュージアムにあるコメット
ボービントン (266 - 751)▲お隣のセンチュリオンMk.Iはオリーブドラブよりも鮮やかなダークグリーン
ボービントン (186 - 751)▲アーチャー。オリーブドラブに近いようなダークグリーン
 博物館あるあるですが、レストアして色を塗り直すので、同じ国の車両でも色味が異なっちゃうことがあります。ツヤ感も展示による時間経過によって変わってくるので、まぁしゃーない。そんな感じなんで、塗るときは「この大きさの車両ならこの緑が映えそうだな〜」と自分の好みを選択して塗っています。最初に「悩む」と言ったのは実際の色はどうだったのか? ではなく、この子にはどの緑が似合うかな〜を見つけることだったのです。
DSC_2311.jpg▲タミヤのクロムウェルとセンチュリオン。ボービントンのコメットのような暗いダークグリーンの成型色ですね〜
 タミヤから発売されているイギリス車両の成型色は、一昔前まではかなり暗いダークグリーンでした。ボービントンでもイギリス車両の多くはかなり暗い、このようなグリーンで塗装されていました。ですのでこの成型色が採用されているのもわかります。そしてかっこいいのです。この色にしたいなら塗らずに、つや消しクリアーを吹いて、汚し塗装するのが一番楽しそう! 戦車の成型色フィニッシュは、グレーのプラスチックで戦車のパーツを成型しないタミヤだからこそできる楽しみでもあります。タミヤの色を信じる遊びです。
DSC_3532.jpg▲コメットは昨今のオリーブドラブな成型色。逆に自分の好きな緑に染めやすいぜ!!
DSC_3538.jpg▲防楯のキャンバスカバーのディテールとか信じられないくらいかっこいいので、ぜひ作って!!
 コメットの成型色は、昨今の連合軍車両で採用されているオリーブドラブ。この成型色はド直球にかっこいいし、写真を撮ってもディテールが見えやすくて正解だと思います。素組みでも満足、手を加えるときも細部が見えやすいという良いとこどりだと思います。
DSC_3611.jpg▲タミヤの戦車模型が作りたい理由。それはアニキたち
 タミヤMMシリーズは戦車とアニキという二つの主役がひとつの箱に入っています。フィギュアは隣に添える物ではなく、彼らもまた車両であり、車両がアニキでもあるというプラモなのです。だからこそ戦車模型は面白い! 人と兵器が一体になっているからこそ惹きつけるかっこよさというものがあります。nippperでもたくさん素敵なアニキを紹介しているので、ぜひそちらから見てみてください。アニキでソートしたページをリンクしておきます。
DSC_6801.jpg▲アニキ、本当にかっこいいぜ
 で、「緑」は完全に明るい系の緑にしました。こんなカエルみたいな色は絶対にしていなかったと思うのですが、タミヤのパッケージも明るめのオリーブドラブだったし、その明るさと上のセンチュリオンMk.Iの実車写真のような緑をミックスしました。平面が多いのでグラデーションをどぎつくしていくと色の情報量が目に飛び込んできやすいかな〜とも思って、各色パンチのある色味にしています。サビも直球の混ぜ物なしのステインブラウン。
 なんだかとっても元気で明るい感じで、戦勝国な戦車になったと思います。お気に入りの色が決まったらいつもそれで塗るのも良いけど、自分の好みを毎回ぶつけてもいいよね〜って「緑の戦車」を塗るときは特に思うのでした。おしまい。
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水性ホビーカラーの筆塗りで2023のプラモ初め!「ハセガワ F-16A プラス」

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2023年は水性ホビーカラーの筆塗りで幕開けしました。大晦日の午前中に、組みっぱなしのハセガワ 1/72 F-16Aプラスが目に入ったので、筆塗りしながらゆっくり過ごそうと決めたのでした。
 IMG_5018.jpg筆塗りでドシドシ塗っていくので、合わせ目処理とかはデザインナイフのカンナがけと400番〜600番のスポンジヤスリで終了させます。とにかく俺は塗ることを楽しみたいのだ!! という気持ちを優先して手を動かします。
IMG_5023.jpgリニューアルした水性ホビーカラーには、そのものずばりの色がありません。でも濃いグレーと明るいグレーを各色揃えればなんとかなるっしょ! って感じで軍艦色とか明灰白色とか、それっぽい色をチョイス。クリアーブルーはグレーの印象をちょっとだけ変えるのに足そうかな〜と思って準備。でもほとんど使いませんでした。
IMG_5024.jpgGSIクレオスの水性サーフェイサーのグレーに紫を混ぜた自作のサフをエアブラシで吹きます。これで塗料の乗りも良くなるし、陰影もいい感じに出せます。塗装準備完了です!!
IMG_5043.jpg迷わず塗るべし。水性ホビーカラーは筆塗りに適した濃度に最初からなっているので、そのまま塗っていってもいいですし、専用うすめ液で薄めながら塗っても良いっす。俺は最初はちょっと薄めの塗料を全体に塗って足つけ。乾いたら先ほどよりちょっと濃いめの塗料(瓶から出したものに筆でうすめ液を少し含ませた程度のもので薄めたもの)で塗っていきます。3回くらい塗ればいい感じになりますよ。
IMG_5068.jpgデカールはマジで鬼。プラモ向上委員会のデカーリングクイックトレイはマジでマストバイ。これがあるだけで、本当にデカールが貼りやすくなります。このトレイのおかげでなんとかクリアーできましたよ。
R0003032.jpg筆塗りはウェザリングとの相性が抜群。全体の塗装、マーキングを貼り終えたら、GSIクレオスのウェザリングカラー・グランドブラウンやタミヤスミ入れ塗料のダークブラウンを塗って綿棒で拭き取り、表面を汚しています。ポヤポヤしていた筆塗りがぐっと締まるので、途中で投げ出さずにこの工程まで突っ走ってみると筆塗りの成功体験をゲットできると思います。
R0003035.jpg完成後のビールはいつだって最高。めっちゃ楽しかったぜ〜〜乾杯!! そしてまた次作る模型に思いを馳せます。DSC_6185.jpgDSC_6174.jpgDSC_6180.jpg準備もお片付けもとっても楽な筆塗り。最近は塗料もしっかりしているので、本当に楽しいです。筆塗りならではの重厚な感じってのは、エアブラシや缶スプレー塗装ではなかなか味わえないものがあります。そんな雰囲気を味わいたい、アドレナリン全開の勢いでドシドシ塗って楽しみたい! なんて時は僕は筆塗りを楽しみます。2023年からギアを入れることができたので、今年もたくさん楽しく模型が作れると思います。

「ジャーマングレー」で自分の趣味の機嫌を取る/タミヤ III号突撃砲 B型

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 ジャーマングレーという色は、本当にかっこいい。だから大好きな戦車模型を完成させて自分のご機嫌を取りたい時なんかは、この色の車両を作ることが多いです。こんなに黒っぽくてかっこいいグレーって本当に迷彩効果あるの? むしろ俺たちめっちゃ強いぜ!! ってやる気が迸っている感じがしません? その迸ったアニキ感が大好きなんです。キャラクターモデルのモチーフも、この色に塗られれているものってスペシャルなチームとかが多いですよね。戦意を感じる色でご機嫌をとっていくんです。
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 タミヤのIII号突撃砲B型は、元にした車両があれやこれやとあるそうですが、プラモの作りやすさ・ギミックなどめちゃくちゃに良いプラモです。僕は3回くらい挑戦して、何度も途中で投げ出していたのですが、今回こうやって塗り上げることができました。途中で投げ出した理由は「デカール」。マジでデカール貼りという文明についていけなかった頃、フェンダーの白いライン、骸骨マークなど今では「それマジで失敗する?」みたいな失敗を連発していたんです。でもnippperを始めたおかげで、自分の模型知識やマテリアル知識もアップしたので、今では余裕でクリア。自分もnippperを始めたことで模型がさらに楽しくなっています。
DSC_4026.jpeg▲戦闘室内部もカッコよく表現されていまっせ!
DSC_4114.jpeg▲成型色もジャーマングレーをイメージしたもの。刺身でも最高にかっこいいので、バンバン組んで欲しいプラモっす
DSC_6707.jpg▲ジューマングレーって汚しがめっちゃ映えるんです。だから塗装が超楽しい!! どんどんご機嫌になっちゃう
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 戦車兵はシタデルカラーのコントラストという塗料で染め塗り。ちょっと明るすぎたので、後日塗り直してみようかなと思います。塗装は何度でも自分のイメージを追い込めます。そうやってチャレンジしてうまくいくと、俺強くなってるやん! って自己肯定感もアップします。どうしようもない失敗をしちゃった時は、しゃ〜ない! って思って寝ちゃいましょう。次へGO!! っす。
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 ジャーマングレーの立体物は本当にかっこいい。これだけでご機嫌になっちゃう。さらにこうやって完成すると楽しいので、次は何を作ろうかな〜って思えてきます。色を塗るだけでなく、積んであるプラモを組みまくる、プラモの箱を開けてパーツを眺めてニヤニヤする、写真撮影を楽しんでみるなどなど、人によってご機嫌になることってたくさんあると思います。かっこいいものを作るだけでなく、自分の機嫌がよくなることをするってのも趣味がある生活に大事かなと思っています。それでは〜〜。




Amazonベストセラーによくいるプラモ!1994年から定番として君臨する「タミヤ 1/35 4号戦車J型」を作って思ったこと。

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 発売以来、戦車模型の超定番として君臨しているのが「タミヤ 1/35スケール ミリタリーミニチュア ドイツ軍4号戦車J型」です。Amazonの戦車模型ランキングでも数ある新商品を押さえてベストセラーによくなっています。作ってみるとそれだけの魅力があるのが分かります。スパスパとパーツが合いますし、ちょいとめんどい足回り(4号戦車は転輪が多い!)が終われば、カクカクしたかっこいい戦車がすぐにできます。1994年に発売したプラモで、今の各メーカーの戦車模型のようなイケイケな細かいパーツ分割はされていないのでとにかく組み立てが楽。でもキットのディテールはシャープだし、満足度は十分。長年愛されているジャーマントレーナーのようなプラモなんです。

DSC_8593.jpeg▲1日でこの形になります。砲塔の周りについた装甲。車体にシュルツェンという増加装甲をつけるためのシュルツェン架という棒が剥き出しになっている姿がかっこいいのですよ〜〜

 定番! とか言ってますが、僕はこのキットを作ったことがなく、後発で全くキット思想が異なっている4号戦車F型と4号戦車G型を先に作っていました。その二つのプラモは、現代の各メーカー戦車模型フォーマットのようにパーツが細分化されているのですが、その小さなパーツひとつひとつに大きな軸が用意されていて、接着&組み立てを容易にする工夫が取られていました。まさにタミヤが見せる今の戦車だったのです。
DSC_3623.jpg▲こちらが4号戦車F型。近年発売されたキットで、戦車&フィギュア共に超シャープ!!

 そのキットを作っていたせいか「まぁ94年に発売されたJ型はいいか〜」なんて思っていたんです。しかしそんな時にタミヤから大戦後期のアメリカ兵のフィギュアセットが発売となります。「これと一緒に飾るプラモが欲しい!! まじで!!」となってお店をぐるぐるしたんですね。ジープとかありきたりだしなぁ……といじわる爺さんになっていた自分の目に飛び込んできたのが、タミヤの定番「4号戦車J型」でした。J型は大戦末期に運用されているし、偵察、進軍を続けるアメリカ兵の背景&台座にぴったりじゃんと思いました。そうして僕は最新キットの導きで、定番キットを手に入れたのです。これこそドイツのモールスキンに最新のニューバランスの組み合わせですよ!
DSC_8597.jpeg▲何個でも作りたいアメリカ兵偵察セット

DSC_8530.jpeg▲箱絵の雰囲気はいつだって最高なんだ!!
DSC_8577.jpeg▲ちっちゃなパーツがほとんどないのよ〜〜
DSC_8586.jpeg▲俺はこのくらいの解像度で本当に満足!! 手を加えたければどんどん加えられるよ

 アメリカ兵の背景にとか考えて組んでみたら、94年にこのプラモはずるいでしょ!! 俺が11歳の時に先輩達はこのキットをリアルタイムで手に取っていたことに嫉妬! ここまで組みやすくて楽しい戦車模型だったなんてとちょっと反省しました。僕が好きなプラモの基準である「箱を開けた瞬間に完成までが見える、ゴリラでも扱えるパーツ分割の塩梅、できた時にビールがうまいと感じられるくらいのストレス感」を全部満たしていたんです。
 だからアメリカ兵の背景として作る前に、ひとつは普通に作ろうと思って、箱の側面に描かれている2色迷彩で塗ったんです。フィギュアだけは最新キットから持ってきました。たしかブルムベアの車長を使ったと思います。
 こうやってプラモの反復横跳びをして「このキットいいな〜、あのキットいいな〜」ってなれるのって本当に好き。そしてその結果こうやって完成形ができると、今日もビールがうまいのです。僕の生活の中には、こういうプラモをもっと側に置いておきたい。あらためてそう思えたのが「タミヤ 1/35 4号戦車J型」でした。
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“2022”買ってよかった俺の欲望/もう絶対手放せない至高の黒塗料「シタデルカラー コルヴス・ブラック」

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 俺の中の2022年塗料オブザイヤーです。シタデルカラー コルヴス・ブラックは、2度と手放したく無い「黒」塗料となりました。2021年の末に出会ったのですが、持ち越しで2022年もめちゃくちゃお世話になりました。
 これ1本で戦車の転輪のゴム、戦車のサイドスカートのゴム、履帯のベース塗装、ガンプラの段落ちモールドの塗装と黒っぽい箇所が全部カバーできました。しかもかっこいい……。シタデルカラーなので、水とパレットがあれば塗装できる手軽さと、隠蔽力の強いベース塗料なのでスイスイ塗装できます。DSC_6023b.jpg
 このなんとも言えない青みのあるブラックが最高!!! タイヤのパーツに塗ったりすると、少し色が抜けたかっこいいタイヤの雰囲気になるんですよ〜〜。マジですごい。
 nippperのこちらの記事でレビューしているので、ぜひ読んでください。
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 僕は戦車模型が好き。でも転輪のゴム部分の塗装はいつもめんどいな〜っと思っていたのですが、コルヴス・ブラックの色味と塗りやすさに出会ってからは、ゴム部分を塗るのが楽しくてしょうがなくなりました。スイスイと良い色を塗ることができるという体験が、いままで嫌だった気持ちをどっかにポイしてくれました。良いものと出会えるとプラモってさらに楽しくなりますよね〜〜。コルヴス・ブラック、マジで最強なので、ぜひ使ってみてください。