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BUILD #012 イタレリ フェラーリ 250GTO 情熱の赤

250GTO (14 - 17)■今僕はとてつもなく心が震えています。フェラーリ 250GTOという名車をプラモで触ってしまったんです。しかもMade in Italyのキット……イタリア人が作るフェラーリのプラモデルです。
250GTO (17 - 17)▲この赤い成型色。イタリア人がこの色だというなら、僕は彼らの声に耳を傾けたいと思います。旅をすると「郷に入っては郷に従え」なんて言葉が毎度頭をよぎります。プラモにもそんな感覚を僕は味わうことがあるのです
250GTO (7 - 17)■僕は古着やさんが大好きです。プラモデルにも古着屋のように中古ショップがあります。中古ショップに行く時は、ふらっと行っていろんな模型のシャワーを浴びて帰ることが多いです。これが欲しいから探すぞ!ってのは僕はすごく苦手で、いろんな買い物でもお店に行って「うわ~」ってなったものをついつい選んでしまいます。そんな感じで手に取ったのが「イタレリ 1/24 フェラーリ 250GTO」。銀の箱にレッド……。このセンス。プラモという商品は箱も主役。部屋にそっと置いておいても心がざわつかず、さらにクール。本当にこういう仕事ができる人になりたいと思うんです。このデザインが刺さらなかったら買わなかったと思います。箱の上部にパンチ食らったみたいな痕跡がありますが気にしません。
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■箱を開けてこれが目に飛び込んできたらどう思いますか?僕は「勝ったな」って思います。このパーツを見た・触った瞬間に体内に250GTOの魅力が流れてきます。フェラーリを象徴する「赤」とエンジニアリング・チームが追い求めたエアロダイナミクス…つまりボディデザインをこのパーツだけで手に取って、じっくり見ることができるんです。もしこれが「グレー」や「白」だったら。僕は最後まで組めたでしょうか。
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■このキット、シート周りのインテリアや、ボディのパーツは非常にシンプルなのですが、エンジンはちょっとこだわられてます。250GTOの2953cc V型12気筒エンジン「テスタロッサエンジン」を楽しんでくれよ!というイタリアンサービス。メッキパーツ、シルバーと黒による成型色で分けられており、気分は最高。
250GTO (10 - 17)▲ですのでこちら開けた状態でも作ることができます。可動式なので、ボンネット上のメッキの留め具を接着せずさすだけにしておけば、どちらの状態も楽しめます
250GTO (6 - 17)▲日本のプラモとは基本のフォーマットは一緒でも、図の雰囲気や使われている記号がすこし違うだけで説明書のイメージはがらりと変わります。白の面積が多くてゆったりたっぷりのんびり~ですね。このキットは洋書の雑誌を読んだ気分にもなります
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▲黒いものは黒くしておこうというのは本当に車模型でありがたいと思っています。古いキットでも金型にプラを流すという行為は変わりません。このキットを生み出した人が「色があるほうがみんなうれしいかな?」という考えを受け取ることができます。「成型色による完全再現」なのか「チェイサーのように和らぎをくれる成型色」なのか。プラモは成型、成型色でいろいろな見方ができて本当に楽しいです
250GTO (3 - 17)▲メッキはどっぷりとついたような輝き(??)。イタリア人のボタンあきまくりシャツスタイルのような色気むんむんです。色気ありすぎるのでパーツの穴にはまらなかったりして、なんかひと癖あるのもイタリアな感じ。シャツのボタンを開けるのは嫌いですが、アルマーニさんのようなピッチリニットスタイルから出る色気は好きです。つまりイタリアが大好きです(カテナチオ)
250GTO (15 - 17)▲メッキパーツが赤に映える。赤の色気がシルバーアクセサリーでより増すかのように、このメッキパーツがあるからこそ、組んだだけでもこれだけ雰囲気が出るのでしょう。当時のイタリアのキッズに「フェラーリのプラモを机の上に置いておきたい! セクシーな車は俺たちのようなイタリア男子のたしなみだぜ(勝手な想像です)」というニーズに応えなきゃいけないと頑張った結果なのでしょうか?
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▲地中海の空や日光にはかないませんが、フェラーリレッドは日の光を浴びるとなんと美しいのでしょうか。当時このプラモを作って、イタリアの外光を浴びさせて遊んだ子供たちはどんなに幸せだったでしょうか? 自分の子供にもフェラーリってかっこいいんだぜって言っているのかな?
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■セリアAが好きで、深夜のセリエAダイジェストで当時フィオレンティーナに所属していた僕のアイドル「ルイ・コスタ(ポルトガル代表)」のプレーにくぎ付けになっていた学生時代。カルチョからイタリアを知り、その後洋服や革靴、芸術、料理と常に僕の中に楽しさを提供してくれてきたイタリア。そしてやっと36歳になって工業製品までたどり着くことができました。実はフェラーリは好きじゃなかったんです。それは日本のメディアのお金持ち紹介や町で見たときの成金感がすごすぎて…。本当にかっこよく乗っている人もいるのにそういう人たちが「大衆メディア(専門誌などではございません。)」では取り上げられない。そういうことじゃ文化に触れるなんてのは一生無理。この1/24という小さなものを1つ作ることのほうが文化に触れます。文化に触れることも旅ですよね。だからプラモデルで旅ができると僕は思っています。小さな中古ショップで出会ったプラモデルがとても大きな幸せな時間をくれました。おしまい。
Postscript
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■幸運なことに僕は英国のグッドウッドリバイバル2017で250GTO/64と対面していました。この隣にはかっこいいツィードジャケットにどでかい白のワークジャケットを羽織っていたカッコイイオヤジさんがいろいろ指示を出していたのを覚えています。これは最高峰の大人のたしなみなのでしょうが、本気で楽しんでいる空気は車をより輝かせていました。まだまだ車を当時知らなかった自分。もう一度来いよという声が聞こえるので、世界が落ち着いたら真っ先に行こうと思います。その時にまた出会えたらいいな、だってお前あの日レースでクラッシュしてたもんね。おしまい。

Build #011 TAMIYA MM No.195 ハノマークD型 シュッツェンパンツァー 第2話 FLY HIGH!!

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han.jpgランナーに納められた人形たち。今回の主役です
◼️ロボットや兵器ではなく、僕達がダイレクトにそのものがなんなのかわかる模型が「人形」だと思います。人間が1/35スケールで樹脂になっている……腕や顔があって、服を着ている。だから兵器やロボを知らない人でも「人」なら知っています。それゆえに「人形」には感情を向けることができるのです。タミヤMMの人形達に向けられた感情、それがよく言われる「人形がいることによるドラマ性」なのだと思います。
han-2.jpg▲腕、足、胴体、顔、ヘルメット! 準備よし!!
◼️人形のプラモデルは体の各部分がパーツ分割されています。それを体のラインに合わせて接着剤でくっつけて行きます。
han-3.jpg▲ピンセットでしっかりと固定して、少量の接着剤をペタペタ
han-4.jpg▲合体!! まさにパイルダーオン!!!(知らない人はググってね)
han-5.jpg▲各パーツを接着すれば人が爆誕です。何かに向かって指差してますね。人に指をさすもんじゃないと両親には教わりましたね〜。と、こんな感じで完成します
han-6.jpg▲こちらの人は大きな銃を持ってダッシュしてますね。できるだけ背を低くし、敵弾を警戒しながらの行動。命がけ…。自分がこんなでかい銃を持って戦場で走れるのか。やっぱり戦争は怖い
han-8.jpg▲お? なんか全く想像つかないポーズの彼は? そう今回の主役です
han-9.jpg▲ジャンプマン!! 戦場へ!!!!
◼️タミヤMMのハイライトのひとつ。車両と人形が合わさる瞬間。お互いがお互いを高め合う。ハノマークからジャンプマンが飛び出す! 戦場へと到着したまさにその瞬間を切り取った景色がいきなり出てくるのです。人だけでもダメ。ハノマークだけでもダメ。まさに両者の存在で模型がより輝くのです。FLY HIGH!!
han-10.jpg▲前回の記事でご紹介したドライバーも合わせれば4人によるドラマが。突撃〜〜〜〜ッ!!!!!って聞こえてきませんか?
han-12.jpghan-13.jpg▲戦車や車両のことを知らなくても、人がいるだけで、戦場の突撃シーンだと理解できる。人が飛び出してきたこの車両はどんなものなんだろうと思考が働き、今度はこの車両の存在について考えるようになる。そしてまたプラモデルが楽しくなる。僕らは知らないうちに模型内の相互関係を噛み続けているんですhan-14.jpg
han-15.jpg◼️塗装のことも考えて兵士たちや車両には最小限の装備しか取り付けていません。戦闘を象徴する武装がつくことでさらに景色が変わります。その模様はまた次回。おしまい。

 

Build#011 TAMIYA MM No.195 ハノマークD型 シュッツェンパンツァー 第1話 見えないところにニクイ奴!!

DSC_3003.jpg▲ドイツ軍のかっちょいい装甲車「ハノマーク」。タミヤからはたくさんのバリエーションが展開されてます。箱に描かれているアニキたちが真っ最中感バシバシで気分は戦場です
■本ブログで一番取り上げている「タミヤミリタリーミニチュアシリーズ」。戦車や装甲車、兵士など戦場の景色にある様々なものをプラモ化している模型界のキングコンテンツのひとつです。飛行機とか本とか服とかそんな記事ばかり書いていましたが、ちまちまとAFVも楽しんでまして。お久しぶりのタミヤMMでございます。そんなわけで初めて読んでいただく方にも向けて数回に分けて本キットが完成するまでをお届けしようと思います(完成するかな~。ゆるくいきましょ)。
DSC_3008.jpg▲模型用語で金型で成型されたプラスチックの色を「成型色」なんて呼びます。この色はそのモチーフをイメージした色が採用されたりします。今回のキットはドイツ軍のメインカラーのひとつ「ダークイエロー」が成型色となります。一番目にするプラモ、バンダイのガンプラは成型色で設定のカラーをできる限り再現しようというプラモになっており、組んだだけでカラフルなものが出来上がります
■箱を開けると様々なパーツがじゃらじゃらと入っています。パーツがおさまっているい枠を「ランナー」。ランナーとパーツを繋ぐ部分を「ゲート」なんて呼んでいます。他に軟質素材の物や、マーキングを再現する水転写デカールがセットされます。そして組む前にパーツを見るのもプラモの楽しみです。DSC_3009.jpg▲どか~んと一発抜きされた車両の外装。見ただけで車両のイメージが沸きます
DSC_3014.jpg▲マジでタイヤじゃん! ホイールも精密~ってなりますし、左上にはバケツのパーツも!見たことあるようなモチーフは、模型と自分の距離をぐっと縮めますDSC_3013.jpg▲銃? てっぽう? すいとう? かばん? ★▲■×●……一気に触ったことないような本気(マジ)な装備がやってきます。戦争に行くのか……DSC_3006.jpg▲深呼吸。タミヤは裏切らない。突き放さない。箱の脇や説明書にイラストと名称を掲載。他のプラモで特徴的なパーツや、今回のキットのようにアクセサリーセットとして豊富な装備品が入る場合はきちんと解説してくれますDSC_3015.jpg▲タミヤミリタリーミニチュアシリーズの核となるのが「人間のミニチュア」です。固いパーツとともに人間が枠にはまっています。このバランスがタミヤの模型。人がいると生まれるドラマとは……本模型完成までにお届けできればと思いますDSC_3020.jpg▲履帯のように足回りに巻き付けるようなものはこのような軟質素材のパーツで再現されていることがあります。ぐるっと巻けば無限軌道(俗にいうキャタピラ)の完成。プラモ狂四郎なら、あなたの模型も不整地で戦える!!DSC_3021.jpg▲水転写デカール。使用する部分をカットして、水に浸し、浮き上がったマーキングを物に貼っていきます。とても薄いので、塗装したかのようにマーキングが再現できます。プラモのマーキングではシールと共にメジャーなもののひとつですDSC_3019.jpg▲説明書の表紙。タミヤはグローバルな企業ですので様々な言語に対応しています。キットには必ず解説が入っており、自分が作っているものをさらに深く知ることができます。この積み重ねが知識になっていきますDSC_3017.jpg▲「作る前にかならずお読み下さい。おじさん」の言うことを聞けば完成に近づきます。人間素直が一番ですDSC_3018.jpg▲説明書はこのようにイラストで展開されます。パーツ番号の他にX-○○、XF-○○というようにタミヤが発売するタミヤカラーの番号の指示が入ります。この場所はタミヤカラーのX-○○で塗りますよということです
■実際に模型を作るには素手では厳しいです。人類の発明「ツール&マテリアル」を使用します。どんなものがあればいいのでしょうか?DSC_3023.jpg▲プラモと言ったらこれ!「ニッパー」!! タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用)は多くの量販店やネット通販でも購入可能で、切れ味も抜群。デザインもかっこいいので、持っていると「やってんな~」感がでますDSC_3026.jpg▲箸で豆を摘まむ大会とか昔ありましたよね? 多分このピンセットがあれば優勝できます。精密ピンセット (ツル首タイプ)(1540円)。小さなパーツをしっかりホールドして作業できるので、きれいにパーツを接着したりすることができますDSC_3027.jpg▲模型あるあるで一番語られるのが「接着剤でべとべとになった」というネタ。もはや日本書紀なのかという話です。タミヤセメントには蓋に筆が最初からセットされていて、その筆を使って接着剤を塗って貼ります。そして手前の流し込みタイプというのはサラサラの接着剤で、パーツとパーツを合わせた間に、チョンと接着剤の筆を置けば勝手に接着剤がパーツ間に流れて、接着跡が少なく接着されます。しかも速乾なのでバシバシ接着していけますDSC_3028.jpgDSC_3029.jpg▲パーツの加工や、ニッパーの切り残しのカットなど非常に活躍シーンが多いのがこのデザインナイフです。替え刃も売っていますDSC_3030.jpg▲ドリルです。プラモでは時に穴をあける指示が出てくる時があります。それに対応するために模型メーカー各社は、模型でよく使う径のドリル刃とセットにして販売したりしています。こちらはウェーブのHGワンタッチピンバイス。その名の通り、ドリル刃をワンタッチで交換できるので便利ですDSC_3031.jpg▲ヤスリです。ヤスリというと金属の棒状のものを思い浮かべる人が多いと思いますが、このように模型では金属やすりの他に、曲面になじむようにスポンジとやすりが一体になったものや、適度な反発があるスティック状の板にヤスリが付いたものなどがあり、これでパーツの形状を整えたりします
■いきなり組んでますね。途中はどうやんねん! って突っ込みはムーディーばりにめっちゃ受け流します。車両の中をシンプルに味わえるキットのようなのですが、箱に描かれてない人がいきなりいますね!DSC_3060.jpg▲初デートでやったら、一発ですっと距離を置かれる「あの手」の位置が最高にクール。こいつはワクワクするぜDSC_3059.jpg▲後ろから見ると、なんかめっちゃ叫んでませんか……DSC_3058.jpg▲確実に何かを伝えようとしている様子が腰の大きなひねりからも分かります。そして確実に車は止まっている。よそ見運転になっちゃいますしDSC_3056.jpgDSC_3054.jpg▲車両から床板を外せばもはやタイムマシン。戦場から解き放たれた遊びもできそうだなと変な妄想をしてしまいます。そんな妄想はさておき、これはトップのイラストを見てもらえば分かる通り、この車両から飛び出していく兵士に向かってゲキを飛ばしているんですね!「いってこいやーーー!!くらつけてこいや!!」とか聞こえてきそうですDSC_3061.jpg▲パタン。アニキが見えなくなりました。全く見えません……でも聞こえてきませんか? アニキのゲキが。ドライバーアニキがいないとそもそもお前はどうやって戦場にきたって?ってなりますよね。見えなくなっちゃうけど確実に重要なファクター。模型を作る人にワクワクを与えてくれるもの。それがこのドライバーアニキ
■ちょっと長くなりましたがいかがだったでしょうか? ハノマークD型ですが組みたて序盤ですでに面白すぎるプラモです。車両も難しいところ一切なし。すぐ形になります。ここからまたどのようなワクワクが待っているのか? 次の記事でお伝えできればと思います。続く……。
 

Build #010 プラモと食 TAMIYA 1/35 ドイツ 野戦炊事セット

20191208174905b3a.jpeg◾️夜の住宅街。家々から香ってくる夕食の香り。それを嗅ぐとなんだかホッとします。料理の香りは人の心を柔らかくしてくれる……どこの国の人にとっても共通する感覚だと思います。そして、そんな光景を一つの箱に詰め込んだプラモがあります。
20191208174854f18.jpeg◾️それが今回ご紹介する「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.247 ドイツ 野戦炊事セット」です。戦車や兵隊などのプラモでお馴染みのタミヤミリタリーミニチュアシリーズ(以下MM)の傑作で、戦いとは異なる戦場のシーン、戦場での食事を切り取ったプラモです。
201912081748555ae.jpeg◾️箱を開けた瞬間から、タミヤMMの解説イラストを多数手がける上田 信さんのワクワクするイラストが登場。レンストランのギャルソンのようにお客様をご案内してくれます。そこには武器の名前ではなく、パンやレンジ、牛乳缶など食にまつわるものばかり。
20191208174856a2b.jpeg◾️軍服だけでなくエプロンを着用したボディのパーツや、食品などがランナーに納められています。とても優しいランナーです。
201912081749048eb.jpeg20191208174902e60.jpeg◾️こちらは野戦炊飯車のパーツ。煙突やら圧力鍋の口のようなものがありますね〜。そしてハウス名作劇場から飛び出て来たようなミルクポッドのパーツもそのままランナーにはまっています。
201912081749079a0.jpeg20191208174908e70.jpeg◾️組み上げるとこんな風に前後で連結される車両となります。野戦炊飯車は模型界では「フィールドキッチン」という名でも親しまれています。前部はリンバーといってこちらに調理材料や各種容器が積み込まれます。後部はトレーラーと呼ばれ大型レンジが組み込まれ、容積200リットルのシチュー鍋と90リットル入りのコーヒー沸かし器が配置されています。これ1台で125名から225名の兵士に食事を供給することができたそうです。そしてカラーリングもドイツを代表するジャーマングレー。機能と格好良さを両立していたなんて素敵すぎます。
20191208174910827.jpeg◾️トレーラー部分。まさにここが調理台です。中央の圧力鍋は二重底で、内鍋と外鍋の間にはグリセリンが入れてあり、内鍋の焦げ付きも防止したり、保温性も確保されていました。あったかいシチュ〜が戦場でも食べられるよう兵器だけでなく、調理器も進化していったんですね。
20191208174911bd9.jpeg◾️牛乳缶、炊飯容器、食料保存容器。入れ物がないとせっかくの料理や飲み物も意味をなしません。
20191208174913c77.jpeg◾️炭水化物がないと人は戦えません。小麦とライ麦の混合パンなどが主に出ていたそうです。ドイツパンを出しているパン屋さんは多いので、一度食べて見てはいかがでしょうか?
20191208174914a5d.jpeg◾️ヨーロッパに行くとこれでもかとジャガイモが出て来ますよね。まさにもう一つの主食。ジャガイモは袋にどっさり。さらにキングオブ乳酸品のチーズ、ビタミン源である果物も出されたそうです。リンゴのパーツって塗ると赤いから作品のアクセントにすごく効くんですよね〜
20191208174916251.jpeg◾️この笑顔が彼らの戦いです。前線の兵士の腹を満たし、士気を上げる。このフィギュアも威勢が良さそうですよね。
20191208174917dcd.jpeg◾️チームハラペコ。緊張からの解放。戦場に香るシチューの匂い、これからいただける暖かい料理への期待感でもう笑顔になるしかないですよね。
20191208174919992.jpeg◾️そして全てを組んで配置するとこのような景色が生まれます。箱の中のものだけで、これだけの豊かな情景ができる。とても暖かいプラモです。そして説明書内の解説を読めば、当時のドイツ人兵士たちがどのような食事を食べ、戦場へと出ていったのかもわかります。プラモを楽しみ、食も知る。タミヤ編集によるdancyuのようなプラモ。寒い季節にぴったりのほっこりするプラモ。あなたのご家庭にもひとついかがでしょうか?