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“2022”買ってよかった俺の欲望/山口 瞳「行きつけの店」

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 居酒屋やレストランで普通に振る舞いたい。僕はお酒を飲むようになってからそういう振る舞いに憧れています。でもこれがとっても難しい。なんか良い雰囲気の店を自分のフィールドに引き入れようとしてしまったり、お店の人と積極的に仲良くなってみようと思ってしまったり……。安らぐ場所で頑張ろうと思ってしまううちは、「僕もまだ子供なんだな〜」と酔っ払って帰りながら反省することが2022年には何度かありました。ちょっと悔しくなって、僕は先人の酒飲み達人と思われる人たちの本を読むようになったのです。
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 本を読んでいると、世の中にはそういった振る舞いができるマスター達がたくさんいて、そして自らの振る舞いや楽しみ方を文章に書いて読者の心を掴んでいくことができるというNEXTステージに登っている、登った達人がこんなにいるんだと憧れが芽生えてきます。そんな達人のひとりと僕が思っているのが山口瞳。現サントリーの宣伝部で編集者・コピーライターとして活躍した方です。
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 美味い店、楽しい店を紹介しているだけなら心なんて動きません。本に差し込まれる写真と山口さんによるテキストは「酒場と時代」そのもの。それは人間が飲食を楽しむ文化の姿であり、提供する人間、受け取る人間が完全に心地よいリズムを刻んでいる様子を文字からイメージすることができます。
 山口さんが行きつけの店で見てきた文化、お店と一緒に作ってきた空気。そういうものが生まれる場所なんだよ「行きつけの店」ってね。とガツンと殴られた感じがしました。
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 そしてこの本では思いっきり人生を楽しんでいる姿を見ることができます。美味いものを食い、良い空気を吸うと体もしっかりと応えてくれる。そんな当たり前のことが、隣にいるナイスな先輩のような語り口で書かれます。見た文化を心地よく伝える……。この本の中には俺が目指したい姿がありました。
 2023年に繋がる、これからの僕の人生にもすごく影響を与えてくれるであろう1冊と出会えたことに感謝です。

“2022”買ってよかった俺の欲望/「リーボックワークアウトプラス」「ニューバランス 2002R」

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 2022年は自分の中で白いスニーカーが復権!! 昔はよく履いていたのですが、「キレイな白」と「おじさんになっていくオイラ」との間にどんどん距離ができてしまったな〜、似合わないよなと感じていたのです。でも、もう一度勇気を出して履いてみたら……「白っていいね」ってなりました。2022年に白のかっこよさをもう一度取り戻したのです!! そのきっかけとなった1足がこちらです。
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 「ニューバランス2002R」です。アジアメイドのニューバランスとしては今トップクラスの人気っすね。街でもめっちゃ見かけます。グレーとかかっこいいのよ。でも、この靴の白を丸の内のビームスで見た時になんかときめいたんです。この白ならいけるのでは……と。その場で速攻試着!! スタッフさんも「いいっすね!」と言うものの、本当か?ってまだ僕は半信半疑でしたが、一期一会とばかりに購入したのです。かみさんに見せたら白よりも「つま先に青い槍あんじゃん。やばくない?」って言われました。白じゃなくて青!! そっちなのか〜〜「白すぎて青」なのか〜〜と勝手に凹んでいました。槍って……。
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 でもこの靴あまりに履きやすくて、ジョギングにも履いていたらすんごい馴染んできたんです。足の形になってきたこと、白がいい感じに汚れてきたことで俺のニューバランス2002Rになりました。僕の先輩が「同じパンツを1週間続けて履けば勝手に似合うから」と言っていたのですが、なんだかわかる気がしてきました。
 白な上にちょっと個性的な青が差し色で入ってるモデルにいきなり飛び込んだせいか、もう白は怖くなくなりました。そしてこれをきっかけに、今度はほぼほぼ白のスニーカーを買うのです。

 それがトップ写真にもある「リーボック ワークアウトプラス」です。また白に青!! 僕は白と青が好きなんですね……。リーボックのクラシックラインの中でもいい感じにボリュームがある名作。リーボックというと僕の世代なんかはポンプリューリーが超名作ですが、クラッシクラインにも素敵なスニーカーがあるんですね。Club Cとかもシュッとしたデザインでかっこいいです。
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 白い靴って少し汚れたのをまた洗ってあげたり磨いてあげたりすると、プラモのウェザリング塗料を拭ってあげた時のちょっぴり汚れが残っちゃうあのかっこいい感じになるんですよね。ほんの少しのどうしても落ちない汚れみたいなのが、白を引き立てるんです。このかっこよさをまた味わえてよかったし、下駄箱に白がまた帰ってきたのが本当に嬉しいです。2023年で40歳に突入します。いい感じにくたびれた白いスニーカーのように、良いおっさんになっていきたいですね。



“2022”買ってよかった俺の欲望/「RICHO GRIIIx」

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 性能や機能も大事だけど、ポケットやカバンの中に入れた時に「かっこいいなぁ」と思えるものが好きっす。RICOH GRIIIxはそんな欲望に応えてくれるカメラでした。ポケットに入る。ボタンを押せばいい感じの写真が撮れる。40mmの画角とかは、まぁよくわかんないですが、とにかく押せば自分の欲求が満足します。ボタンを押した時のシャキッという軽さが、このカメラの気軽さをさらに俺に伝えてくれて、パシパシと写真を楽しく取らせてくれるのです。なんだかタミヤの薄刃ニッパーを初めて握った感覚に近いです。デザインの良いものから良い結果が得られるという感じがね〜。
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 片手に収まるこの感じ。ソニーのRX100シリーズを好きで使っていたのですが、子供と遊んでいる時に落として壊してしまいました。そんなこともあって、代わりのコンデジを探していて、GRに乗り換えてみたんです。大きさとかそんなに変わらないんですけど、このカメラからは圧を感じない。これを買ったら俺はずっと使い続けるだろうなぁという匂いを感じました。物を買う時、この感覚がたまに降ってきます。俺はこいつと長い時間過ごすんだろうって。そういう買い物は絶対に失敗しないものとなります。
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 飲み屋というのはグルーヴの塊。そいうのも楽しみたいし記録しておきたい。それをカメラでカシャってやるという動作が楽しいからカメラで撮影したいんですね。筆で塗りたい、エアブラシで塗りたいと同じっす。スマホで撮りたい時はスマホで撮ります。
 飲み屋に大きなカメラでよっこらせってのも俺の中では粋じゃないです。GRならちょっと撮っていいですか?と聞いて撮影しても嫌がれる素振りもないし、周囲のお客さんにも迷惑をかけることはないっす。
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 お頭が付いている魚を撮影すれば、だいたいなんでもうまそうに見えます。押せばうまそうになる。それがGR。
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 良い食べ物を食べたら記録したい。それは現代人の欲望の一つ。それにもGRIIIxは応えてくれます。あ〜、うなぎ食べたい。
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 旅は必然的に荷物が多くなります。一眼を持って行ってたいして撮影しなかった〜〜むしろスマホだけで撮影していた〜〜なんてことがめっちゃあります。それならGRIIIxで良いのです。旅をしながらカメラのボタンを押す楽しさをこんなにイージーに、そしていい感じの写真をはき出してくれます。だから楽しいのです。
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 急に雨が降ってきても、さっとしまえて、撮影したい時だけさっと出して撮影できます。コンパクトさゆえのありがたみ。思いっきり享受してます。
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 そして何と言っても、僕の宝物。いつだって元気な二人と駆け回ったりしながら撮影するのにこのカメラは最高です。手ぶれ補正も付いているし、何より子供たちもカメラにビビらない。遊びの中で撮影を楽しめるカメラです。
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 散歩の時はいつもポケットに。スマホがあるから〜といってスマホでもたいして撮影をしていなかった自分。スマホの中はプラモの製作中とビールと煮物とかの写真ばかりでした。多分スマホで外を撮影して楽しむということが僕の中にはなかったんだと思います。カメラで外を撮影するのが楽しいタイプだったんですね。GRIIIxをゲットしてから、スマホに転送された写真はバラエティに富むようになりました。これって撮影が楽しいっとなったからですよね。僕の気持ちを上げてくれたGRIIIx。2022年最高の買い物のひとつです。