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春支度は白いソックスで/フルーツオブザルーム

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 靴下は、白・黒・グレーの無地が好きで、そればかり履いている。特に「白」は1週間のうちに5日は履いていると思う。だから毎年このくらいの時期に新しい白いソックスを新調している。昨年はNAUTICAの3足入りパックソックスが大当たりで、そればかり履いていた。おかげでもうてろてろ。NAUTICAをリピートしても良かったのだけれど、今年は、僕の中の定番・フルーツオブザルームのベーシッククルーソックスに戻した。6足入って約2000円。厚みも十分なスーパーバリューソックス。

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 僕はちょっと厚めのリブソックスが好き。薄いと、僕が良く履く靴と、なんかしっくりこない。だからいつもアメリカの厚めのソックスを買う。鉄道員のソックスでおなじみのレイルロードソックスも厚みや長さが好きだけど、すぐ踵辺りが伸びてしまって、フィット感がげんなりってことがある。踵のところがスカスカになると靴ずれもするし、良いことが無い。

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 春を新しい白いソックスで迎えるのは何とも気持ちが良い。また今年もよろしくって気分になる。いつもの定番靴下に、いつもの靴と、今年増えるであろう靴が出会う。そんな足元で、今年はどんな働きをしようか。白ソックスが染まる分だけ、良いことがあるといいね。

501と紙ヤスリ。好きな感覚。

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 紙ヤスリはピンピンな状態だけが最高じゃない。ある程度使い込んで、目が潰れて本来の番手の性能じゃなくなった時も、大活躍できる。使い込んだヤスリで、プラモのパーツをもうひと磨きすると、自然に目が潰れて細めになった紙ヤスリがパーツを滑らかにしてくれる。だから簡単には捨てられなかったりもする。変な愛着と信頼が湧いちゃってね。
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 リーバイスの501もそんな感覚。ノンウォッシュもかっこいいけど、ワンウォッシュの馴染んだ感じもかっこいいし、はき込んでスカスカになっているのもかっこいい。
 紙ヤスリは手に馴染み、501は体に馴染む。自分が触れる物から、そんな優しさを感じられていると毎日が本当に楽しい。だから今、僕は毎日が最高だ。プラモも仕事も家族との時間も。良く触れる物こそ、自分が好きな感覚に噓をついていない物を置いておきたい。ちっちゃな紙切れとなったヤスリと501にはそんな感覚が宿っている。
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 501はメイドインUSAが好き。アメリカ規格(工場が国外)もいいけど、アメリカ産がやっぱりいい。生地が軽やかじゃなくて、強いし、そのアメリカンな感じがはき込んでくると超フレンドリーになってくる。ホワイトオーク工場の生地を使った普通の501は、40インチの極太パンツ。ベルトでぎゅっと締めて履くのが好き。

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 神保町に行ったときに必ず寄る大好きなお店「BLUE BLUE 神田」。そこで出会ったスカスカのブラック501は、リペアもされてこれまでのオーナーの歴史が詰まった素敵な1本。一目ぼれしてしまい、今度は僕がオーナーになった。使い込んだ紙ヤスリをもらうことはないけど、デニムはこうやってバトンが繋がれる。いいよね。こちらもメイドインUSA。

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10年後の楽しみが待っている「ナナミカ バルマカーンコート」

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 2021年6月という初夏に僕はコートを買いました。どうしてもどうしても欲しくて。そしてそのコートがもう少しで着ることができるようになるのかな〜と思えてくると気分も上がります。とはいえまだ暑いよね。クローゼットから出してきて早く着たいな〜と眺めています。
 nanamicaのバルマカーンコートです。コートは羽織るだけで様になれる服。うちの親父もコートは良い物1着あれば最高なんだと言っていたな〜。ベタだけど親父はバーバリーのステンカラーにデニムとか昔から穿いていたんであろうVANのスラックスとかを合わせてたっけ。革靴はリーガルだったかな? 親父と最後に一緒に撮影した写真もバーバリーのコートを着てたっけ。その写真は家に飾ってあるんだけど、親父は相当気に入ってたのかベージュの色がいい感じに抜けて肩のラインもくたっとしている。親父かっこよくコート着てたんだな。
 俺はバーバリーじゃないけど俺が最高だなって思える1着を37歳で購入しました。ゴアテックス仕様で表地がコットン。これは世界でもnanamicaしか作ることが許されていない仕様で、快適さとコットンのクラシックな見た目を両方楽しめるものになっています。DSC_5417.jpg
 表地はこのようにコットン。色も非常に美しくタテ糸とヨコ糸で色を変えており独特の光沢があります。東北の工場で生産されているそうで、東北人だから手に取るとこんなにすごいコートが東北で生まれるのかとなんだか嬉しくなってしまいます。
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 コートの楽しみの一つ「裏地」。nanamicaのブランドチェック柄があしらわれています。打ち合わせ先とかで脱いだ時に、相手の目に絶対止まるよな〜。とても素敵な色でお気に入りです。
 コートを羽織る時は出発の合図。玄関でバサッときて「行ってきます」。自分が良いと思ったコートを着て外に出たら、それこそ今日はなんでもできるんじゃないかな、なんて思えると思います。これを着て、また大好きな戦車や飛行機に会いに行きたい。そして親父と同じように、このコートを着て成長した息子と写真を撮りたいな。あの写真は俺が14歳の時。親父と同い年となる10年後は息子も14歳だ。
 nanamicaのコートが10年後、親子にどんな写真を撮らせてくれるのか。まだまだ先だけどそんな日が来るまでよろしくね。

「3本の相棒」と2021年夏。

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 夏はパンツだ。夏の上半身はTシャツしか着ないオイラ。だからこそのパンツ。長ズボン、短パンとパンツで気分を調整する。今年の夏のズボンはこの3本がヘビロテになりそう。熱い夏も好きな服を着て過ごしていこう。
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正面は通常のユーズド加工で、後ろ側にダメージやペンキ加工が施されたsszの「裏KURSED 552XX」

■「ssz」のアガるパンツ

 セレクトショップのビームス内で展開されるオリジナルウェアのサーフ&スケートラインである「ssz」。sszを送り出す加藤忠幸氏は、ビームス内でsszのデザイナー兼ディレクターを勤めながら、鎌倉にある加藤農園の4代目として、野菜農家の顔も併せ持っているマルチな人。インスタを見ていると服や野菜、とにかく愛していることへの熱量がすごく、自分もこんなふうに仕事がしたいとお手本にしている人。服からも「買った人の人生が楽しくなる」ようなパワーがあり、とにかくアガる。正直なものづくりとわかりやすいコンセプトがsszの魅力だと思っています。シンプルに心が震えるものほどかっこいいものはないです。sszのこのデニムも表と裏で表情が異なる。なんだか人の内面のようなデニムです。
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ミリタリーパンツはとても楽。そしてデザインも男臭くて好き

■夏は手ぶらで。「LE」の6ポケットパンツが叶えてくれる

 ポケットは僕らの願いを叶えてくれる。タケコプターは出てこないけど、財布やハンカチ、携帯、アルコール消毒と今持っていきたいものをこの中に収めることができます。大きなポケットがあるミリタリーパンツならなおさら。6ポケットもあれば両手はフリー。リュックやショルダーバックでできる汗シミ、トートバックの持ち手ににじむ汗。小さな不快感かもしれないけれど、そんなところから解き放たれるだけで、より楽しい時間が過ごせると思うのです。
 COMOLIのデザイナー小森氏と、セレクトショップ・LECHOPPEコンセプターの金子氏によって生まれる「LE」は常に定番の中の魅力を引き出した服を送り出してくれます。この6ポケットパンツもミリタリーな無骨さのシルエットに、程よい光沢を持った上質なコットンツイルが採用されたことでタウンユースでもあり、フォーマルにもいけるのではと思える雰囲気になっていてとても気に入っています。
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伝統ある工場の生地で作られた1本。これからもずっと相棒かな

■Levi's 501

 中学生の頃から常に僕のクローゼットにあるのがリーバイスの501。デニムの王様でヴィンテージの世界でも王様。僕はそこまで〇〇モデルとかは気にしないです。その時々の気分でシルエットを選んだりします。そして今年はどでかい501をガンガン履いて、長い時間を過ごせると思える1本が欲しいと思い新調。

 選んだのはとてもシンプルな「501」。歴代の名作モデルを再現したヴィンテージクロージングとかでもないです。本当にシンプルな501。ただ一つ違うのは生地。米国のデニム生地大手、コーンデニム(CONE DENIM、旧コーンミルズ)の唯一の米国工場であったホワイトオーク(WHITE OAK)工場製の生地を使用していることです。この工場は1905年に設立され“リーバイス(LEVI'S)501XX”に代表される米国製デニムの生地を生み出してきた象徴的な存在とも言える場所です。そんなホワイトオーク工場ですが、2017年12月に閉鎖されました。アメリカデニムの歴史を作ってきた工場の生地。せっかく501を新調するならコレだ!と思いました。

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僕の人生のユニフォーム。リーバイス 501

 サイズは40インチ。僕がぷよぷよおじさんになっても一緒に時を過ごせていけることでしょう。乾燥機に2回入れて縮ませたけど、全然余裕。この501とこれからの人生を楽しんでいこう!



ナイキの定番「エアフォース1」が相棒になった日のお話

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[ナイキ] エアフォース1 '07 ロー 315122 111 オールホワイト 26.5 cm

[ナイキ] エアフォース1 '07 ロー 315122 001 オールブラック 26.5 cm

 どの世界にも定番がある。それに触れると「このままずっと一緒にいたいな〜」なんて最初は思ったりするんだけど、やっぱり浮気もする。でも浮気相手のところにはあまり戻らないけど、定番にはいつだって戻ってくることができる余裕ってものがある。この「エアフォース1」のように。アメリカ大統領機と同じ名を冠したこのスニーカーに間違いは無い。
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 オールホワイトとオールブラックは数あるエアフォース1の中でも定番中の定番だ。ストリートを席巻し、世界のファッションアイコンへと上り詰めたエアフォース1には数え切れないほどのバリエーションがあるんじゃないか。でもいつでも買えるこの定番モデルに僕はすごく惹かれる。スニーカーのパワーは珍しさじゃない。佇まいと快適さだ。
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 オールブラックのモデルにきらりと光る「AF1」。小さいながらもデザインのアクセントになっている。
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 最近のお散歩はほとんどエアフォース1。お散歩のおかげでつま先から甲にかけて足の形に馴染んできた。シューキーパーで整えながら生活してもいいし、そのままガンガン履いて完全に自分の形にしてしまっても良い。
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 カカトのさりげないロゴの刺繍。ここもブラック。ホワイトも刺繍が白でされている。このさりげなさがとてもかっこいい。
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 ナイキエアが搭載された初のバスケットシューズがこのエアフォース1(初のエア搭載シューズは1978年に登場した「エア・テイルウインド」)。エアと言うと露出しているイメージがあるかもしれないが、エアフォース1はこのエアも慎ましい。見えないが、しっかりとカカトから土踏まず部分までエアは注入され、快適さを保証している。
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 そしてこのスニーカーの肉厚さは絶妙だ。一見ゴツく見えるのだが、履くとスマート。シュータンの厚みも心地よい。アメリカ産のラフなソックスとの相性が抜群のなのは言うまでもない。
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 箱は専用。「AIR FORCE 1」の文字。ナイキのアイコンのひとつであるスニーカーだからこそ。シンプルでかっこいい。
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 スニーカーを包む紙にも「AF1」。どうだと言わんばかりの圧。嫌いじゃない。

 僕はナイキのスニーカーは好きだ。でもどうしても似合っている感じがしなかった。「エアジョーダン」シリーズは好きで、「I〜IX」まで所持していたこともあった。でもどれも相棒になれていなかったと思う。Vだけはよく履いた。エアジョーダンVは自分の中でもしっくりきていたんだろう。それ以外はなんだかダメだった。大好きなのに。片想いだった。
 おっさんになっていろんな定番をもう一度見たり、買ったり、着たりしている。そんな生活の中で出会った「ナイキの定番」。かっこいいと思っていたけど中々近寄れなかったあの靴に今足を通してみた。「すっ」と入ったあの感覚。君とはうまくやっていけそうだ。今回は片想いじゃないかもしれない。これからよろしくね。