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2020年は「ガンプラの楽しみ方を再発見」。僕とガンプラ。

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 2020年。今年はnippperをやったりとプライベートな模型が少なかったかな〜と思ったら、ガンプラを結構作っていました。戦車や飛行機、車などスケールモデルを良く作って遊んでいましたが、僕のプラモの原点のガンプラはやっぱり楽しかった!というより僕なりの楽しみ方を見つけました。それをまとめます。めっちゃ長い記事だけど年末年始に読んでね!!

1/新水性ホビーカラーとの出会い!
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 多くの模型店で買えるGSIクレオスの水性ホビーカラーがリニューアル。青系が弱い以外はまじで使いやすく、弱い青系は水性ホビーカラーの超ナイスな色「すみれ色」をベースに、これをつなぎにしてコバルトやインディを混ぜて突破!蕎麦の繋ぎも重要。塗料の繋ぎも重要。匂いもほとんど無しで、タミヤアクリルよりもキャラクター色が豊富なので、ガンプラには最高。僕は小さな息子と娘がいるので模型の環境には気を使ってきたので、新水性ホビーカラーはまさに最高の相棒となりました。この塗料のおかげで思いっきりガンプラを楽しめてた2020年になったと言っても過言ではありません。
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 赤もいろんな色があります。これだけあれば混色したりして好きな色も作れますね〜。
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 すみれ色は絶妙な青。メカデザイナーの海老川氏の描くガンダムエクシアなどにぴったり!AGE-1もこれで青を塗りました。

2/全面のヤスリがけ&素組みをしない!
 僕は説明書を良く読んで、合わせ目が目立ちそうな部分だけマーク。そこだけ組んで処理し、後は塗装が終わるまで組み上げません。パーツをランナーから全部カットして、ゲート跡と目立つパーティングラインだけ消して、塗装作業に移ります。初めてやってみた時は大丈夫かな〜と不安でしたが、作業中にガンプラのシャープさやパーツ構成に自然と身を委ねている自分がいました。完成後の写真をみていただければ、この方法でも楽しめるんだな〜っと分かってもらえると思います。素組みしないから形が見れないけど、ガンプラは組むとかっこいいから塗らなくても良いや〜という満足感も出ます。その満足感を味わう前に、さらにかっこいい状態を初めて組んだ時に味わうようにしました。自分だけの塗装をしたガンプラが欲しいと思う人間でもあるので。

3/ガンプラのシールは積極的に使っていくぞ!
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 細かい色分け部分を再現するシール。これを塗装した面に貼って色分けが解消できるような部分は積極的にシールを使うようにしました。シールを貼った部分に、GSIクレオスのプレミアムクリアーを半ツヤに調色したものをエアブラシでさ〜とかけるとシールの光沢が落ち着いて良い感じになります。艶消しだと粉をふくことがあるので、半つやオススメ。シールが粉っぽくなっても綿棒で擦れば綺麗になるので、やり直しできるから安心してください。

 ここからはこの方法で製作した2020年のガンプラ「11体」をご紹介します!

1/HGAC ウイングガンダム
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 こちらはウィーゴの生みの親・小林和史さんのTwitterで公開された時短プラモに影響を受けて、全てランナー塗装で作ったウイングガンダム。nippperでも記事を公開しているのでぜひみてみて下さい。
→特集記事 時短で楽しいガンプラ全塗装にチャレンジ
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 ランナー塗装で全塗装した時に、なんも整形しないでもこのように仕上がるのか〜と一つの目安を自分の中で得ることができました。これにより、この後の僕のガンプラ製作スタイルが確立しました。先ほど紹介した3つの製作方法のきっかけはこのウイングガンダム。僕に気づきをくれた大事なガンプラです。

2/HG ガンダムAGE-1
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 ウイングガンダムを作って気づいたことを実践してみた第1作目。放送当時はバリバリにエッジを立てたり、筋彫りを彫ったりして作った思い出のキット。もう一度対面すると見え方が変わりますね。ガンプラの白の素晴らしさを再認識させてくれたガンプラです。
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 こちらはダブルオーガンダムのパーツ。めっちゃ白が綺麗ですよね〜。透けもない、隙のない白です。
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 白は塗装せずに、プレミアムクリアーの半ツヤで白をコート。それだけですごく良い感じに。すみれ色とも出会いました。
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3/HGFC シャイニングガンダム
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 AGE-1と同時進行で同じ方法で製作したシャイニングガンダム。白は成型色。紫系の墨入れをしてみました。水性ホビーカラーの塗膜も強く、パーツの差し替えや、動かしても安心です。
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4/HG ユニオンフラッグ
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 ガンダム00を一気に見直した2020年。登場するガンダムもかっこいいけど、量産機のデザインがめっちゃ豊富でかっこいいのも作品の魅力ですよね。フラッグはその中でも特に好きです。水性ホビーカラーで発見した「すみれ色」が似合いそうで、この色をメインで塗りたい!となり製作。肩には「ライト兄弟」のデカールを。空に特別な思いがあるフラッグファイターというイメージで作りました。つやは光沢を強めににしています。
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5/HG ガンダムAGE-2 ダークハウンド
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 ドイツ軍の戦闘機のカラーを水性ホビーカラーで揃えたので、これでガンプラ塗ったらかっこいいだろうな〜と思い、それに似合うキットということでこのダークハウンドを選んで塗ってみました。黒で塗るのもかっこいいのですが、黒に近い何かで塗ると印象を変えずに自分だけの表情が出せると思います。
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6/HGAC ウイングガンダムゼロ
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 ランナー塗装で製作したウイングガンダムの隣に。そしてこの方法でガンダムWで発売されるガンダムを揃えて、オペレーションメテオを発動させたいといな〜と思い、ガンダムWのガンプラを楽しみだしました。ウイングガンダムゼロって、後半主役機の中では「う〜ん」な思いで子供の時にみたのですが、完成して愛着が湧きました。でもウイングガンダムの方がデザインはいけてるよね。
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7/HG アースリィガンダムDSC_3928.jpg
 水性ホビーカラーの塗膜の強さを知るのにぴったりの、ドッキングシステムが醍醐味のガンプラ!小さいガンダムにアーマーがついて馴染みのあるスタイルになる。この取り外しに水性ホビーカラーの塗膜が耐えられるか。結果は僕の中では全然OK! 特にプレミアムクリアー後はさらに強くなります。胸の「03」はアースを意味して貼りました。
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8/HGUC ガンダムMk-II
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 ガンダムMk-IIは小林和史さんのティターンズカラーの作品を見て僕も作ってみたいと思って手に取りました。いろんな好みが別れるリバイブ版のMk-IIですが、まずは完成させようとどストレート1本勝負。Mk-IIの白はガンダム系の中でも特に難しいな〜と思っています。最初ガルグレー瓶生で塗ったら「やり過ぎた!」となり、近くにあったグランプリホワイトを混ぜてみました。ガルグレー多めでグランプリホワイトを少なめに。僕のイメージするグレーよりの白になって大満足。2020年に作った模型でもお気に入りのひとつです。
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9/HGUC ガンダム
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 リバイブガンダムMk-IIを作って、もう一つのリバイブに手をだしてみるかと……正直僕の一番嫌なHGUC……。リニューアルの意図があまり感じず、ぽ〜んと出てしまった感じ。最初のHGUCガンダムはプロモーションも素晴らしく、ワクワク感の描き方が最高のガンプラでした。高校生の時の僕は玩具屋さんにダッシュして買いに行き、寒空の下カンスプレーで全塗装し、いつも机の上に置いておきました。このリバイブガンダムにはそのようなワクワク感がなく、あっさりと消化されていくガンダムという印象がありどうしても好きになれませんでした。そして今年、いざ!鎌倉とやってみました。完成後もまだ自分の中でなんかもやっているので2021年、もう一個G-3カラーとかにして作ってみます。
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10/HGUC ガンキャノン
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 リバイブ祭り!Mk-II、ガンダムと続いてガンキャノン。nippperの記事でガンプラのウェザリングをしてみようという記事で製作しました。歴戦のガンキャノンを目指し、赤の退色や傷、汚れなどを施しています。ナンバリングはどちらが入るのでしょうね〜なんて勝手に妄想。空に上がる前にメンテナンスされて、戦闘機のようにタッチアップ跡が残るガンキャノンにナンバリングされていたりしたらかっこいいだろうな〜。また作ろう。
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11/HGUC シャア専用ザク
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 HGUCでリニューアルを果たしたシャアザク。ディテールも少なくシンプルで、HGUCらしいザクがきたぞ!と喜びました。可動を優先したプロポーションにはなっていますが、そこが気になったら手を動かすチャンス!僕は腕の長さが気になったのですが、武器持たせて肘曲げたら「ま、いいか〜」となりビールを飲みました。塗装で使ったカラーに全部食べ物の名前が入っていて、シャアザクはグルメだね〜と勝手に思ったもんです。
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 2020年、一番完成したプラモが「ガンプラ」でした。こんなにガンプラを塗ったのはいつぶりでしょうか?
 今年はプラモごとに、自分の中で楽しみ方をシフトチェンジすることができるようになりました。それもnippperという模型メディアに挑戦した結果だと思います。こうしなきゃという物差しはもちろん自分の中にあります。でも「こうしなきゃをしない」ことで生まれるものってどんなだろう?という興味も生まれてそっち側に向かって進んでみました。もちろん、これはあかんね〜となることも多数。でもその中で光るものを見つけた時は「模型、さらに楽しくなるかも!」と思ったもんです。そのような体験をもっと自分の中で増やして、2021年はさらに模型を楽しもうと思います。そしてその楽しさをnippperでどかーんとお届けしていくのでよろしくお願いします。それでは良いお年を。

みんなで作る模型サイト
https://nippper.com/


シャアザクのピンクを塗ったら全部「食べ物だった」話

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 バンダイのHGUCでリニューアルしたシャアザクが完成しました。水性ホビーカラーを使用したエアブラシ塗装です。鮮やかなピンクと赤にしたかったのでビビッドに行きました!
 で、シャアザクのピンクを塗った色を並べてみたんです。こちらがその写真です。
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 ワインレッド、ピンク(桃)、あずき色、サーモンピンク。見事に全部食材です。いいですね〜、こういうの。前菜、メイン、デザート、食中酒も完璧。さすがシャアです。
 ピンクは桃とサーモンを合わせたもの。濃い赤はワインとあずきを合わせてみました。僕なりのマリアージュです。またの御来店お待ちしております。
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水性ホビーカラーの「すみれ色」はいいぞ!!

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 今日は最近お気に入りの色「すみれ色」をご紹介します。この水性ホビーカラーのすみれ色ですが、ちょっと赤みのある紫よりのいい感じのブルーを混色無しで簡単に塗ることができるんです!まずはその結果をどうぞ!!
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 このユニオンフラッグの本体色が「すみれ色」です。一切混ぜていません。瓶のままでイメージにドンピシャ!!最高です。
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 このAGE-1のブルーもすみれ色です。ユニオンフラッグとは下地だけ変えていますので、少し色味が違って見えるかもしれません。ガンダムエクシアやダブルオーガンダムなんかにも「すみれ色」は似合いそうですね!!とても良い色なので、ぜひ使ってみてください!またね〜。

ガンプラの「白」だけ塗らない!!


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 「白」以外を塗って完成させてみよう!! この2つのガンプラはそれを目指したものです。白だけ塗っていません。なんでそんなことをしたのかというと、下のランナーの写真をどうぞ。
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 こうやってランナーで白いパーツを撮影すると、本当にすけていません。とても美しい「白」。これを活かしてみたいと思ったのです。このハイレベルな成型色のような白をしっかりと塗装で発色させるには下地や色選びなど様々な工程を踏むことになります。それももちろん楽しいですが、これだけ綺麗なので、きちんとガンプラの白を活かしたらどうなるのだろうと見てみたくなったのです。他の色のパーツは自分の好みの色にしたいので全塗装します。
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 写真の3つの塗料が「水性ホビーカラー」の最強クリアーで、ガンプラの白をさらによく見せてくれます。これの缶スプレー版が、僕も参加しているnippperの記事で紹介された「プレミアムトップコート」です。
 瓶版は「プレミアムクリアー」と言いまして、光沢は塗膜がめちゃくちゃ強くなってピッカピカになります。つや消しは滑らかなフラットになります。フラットベースを混色すれば半光沢、より強いつや消しとツヤのコントロールができます。僕は光沢にフラットベースを入れて半光沢にしてよく使用しています。デカール前は光沢でテッカテカにして、シルバリングしないようにしてデカールを貼っています。つや消しはガンプラではなく戦車模型でよく使います。
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 センサー系のキラリと光るシール以外(主に膝)を貼ってから白いパーツにプレミアムクリアーを欠けた状態です。水性のプレミアムクリアーはシールを溶かしたりしないのでサッとひと吹きでシールのツヤも落ちて塗装しているみたいに見えます。ですので僕はプレミアムクリアーと出会ってからはシールも積極的に使います。もしシールに粉が吹いたようにかぶったら、乾燥後に綿棒で擦れば拭き取れます。
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 AGE-1のように体のほとんどが白の場合だったら塗装ハゲとか気にせず遊べますね!!
 また白を塗装しなかったことで、大幅に時間が短縮され、このAGE-1は1日で完成しました。時短プラモとしても楽しめますね。「今週は気楽にガンプラを作ってみるか〜」と思った方、ぜひ試してバンダイの白成型色の良さを体感してみてください!

Finish Works ド定番の戦車をピッチピチの鮮度で楽しむ!!

TAMIYA 1/48 scale ソビエト戦車 T-55 T-55再-13戦車模型は1/35スケール!! そんな考えをそっと置く日が本格的に来たのかもしれません。1/35至上主義者だった僕が、もはや1/48MMの虜になっています。なぜかって? ”かっこいい”からに決まっているじゃないですか。模型に文脈を載せる必要などないと思える、すがすがしい模型。色を塗って俺だけの戦車にして楽しむという模型本来の楽しみをこんなにもスピーディーに楽しめて、机上にも並べることができる。ディテールが~とか、言ってるんだったら1/35のパーツと1/48のパーツをドアップで撮影してみてください。2秒で判別できなかったらそれはキットの勝ちです。1/48MMにはそのクオリティがあり、それだけの模型が店頭にならんでいるのにも関わらず、やっぱり1/35しかないっしょ~みたいな考えで光が当たらないのは本当に残念でなりません。シャシーがダイキャストなんでしょ?とか言っている人も、すぐタミヤのHPに行きましょう。そしてこのページで最新キットの構成を見てみてください。本当に1/48MMは今、可能性だらけでその可能性をメディアがもっと後押ししてあげないと戦車模型の多様性は無くなるのではないかとさえ思っています。
T-55-10.jpg■どうでしょうか。心が穏やかになります。春のタケノコのようにすでに軸が生えています。軸を貼らなくても良い便利さ、精度もバッチリなので、車両のがたつきも生まれません。こういう工夫が48MMには随所に感じられます。35ではなく、48を選ぶ人にはこのような範囲の人たちもいるであろうから、ここは気楽に次のステップに行けるようにしておいたほうが良いでしょうという構成がそこかしこにあるのです。T-55-2.jpg■15~17のパーツを見てみてください。これはライトを保護する「ライトガード」のパーツです。細く繊細ですが、取り付け部分がデカいですね。小スケールでさらに取り付けに繊細さが必要になるパーツにもきちんと配慮が行き届いています。
T-55.jpg■砲塔に装備されているDShk-M対空機銃のシャープさ。48というサイズでもここまでの彫刻がビシーっと彫られています。どんなふうに組みあがるんだろうとワクワクが止まりません。
T-55-4.jpg■T-55のアイデンティティでありサカナクション。お椀のようなこの砲塔も、美しい鋳造表現の他に、ハッチなどがすでに1体で成型されているのも見どころです。
T-55-12.jpg■かつての(もうだいぶ前ですが)48MMのシャシーは小サイズでも戦車のずっしり感をイメージできるようにダイキャストでしたが、今はバラストに変更されています。ダイキャストのミニカーのようにずっしりと感じられるのは僕は好きでバラストを入れています。
T-55-13.jpg■入れるも自由、入れないも自由。今の48MMには選択の幅があるんです。
T-55-3.jpg■35MMと同様に3Dスキャンの技術と原型師のセンスによる素晴らしいフィギュアが付属します。服のしわとしわを合わせて幸せ体験があなたの指先を襲います。
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■かっこいいぜ!! 現用ロシア戦車兵のフィギュアがこのクオリティで手に入るなんて超うれしい。このヘルメット、本当にいいっすよね。前職の先輩がこれに似たヘルメットで自転車通勤していたのを思い出します。うまい店教えてくれる良い先輩だったな~。
T-55-24.jpg■48MMには現用戦車が着実に増えてきています。48MMになると現用戦車のサイズ感はちょうどよく、箱を開けた時に見るパーツの量の安心感と、シンプルな構成による説明書を見ているうちに模型を作ったことがある人なら、「組みたて&完成までの道のり」がなんとな~くみえてくるはずです。こんな風に机の上に並べて、現用戦車の各国の違いを楽しむこともできるんです。今回のT-55を組むと、あの国もこの国のも欲しい!っと思ってしまいます。
T-55再-3■そして塗るとまた楽しい。ディテールの凝縮感が半端ないので、塗装すると花が咲くようにさらに48MMの魅力が目を楽しませてくれます。各パーツに色が乗っていく瞬間瞬間に様々な興奮がやってきます。
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■今回の塗装は完全なIF設定です。中東でも多く使用されているT-55なので、こんな感じのもいるかも~、ドラム缶外したほうがそれっぽいけど、ドラム缶かっこいいから着けちゃおう~とかかなり自由にしました。戦車兵もヘルメットだけまんまで、衣服は中東ぽい色でとしています。イメージソースはボービントンでみた中東の車両たち(上の写真の車両だけじゃないですよ)。大量に生産され世界中で運用されたというバックボーンがあったりすると妄想が広がりますね~。
T-55再T-55再-4T-55再-5T-55再-6T-55再-7T-55再-9T-55再-2■四角い車体にお椀のような砲塔と、多くの人が戦車と分かるそのシルエット。そして数多くの模型メーカーからすでに発売されているモチーフ。正直選び放題の中で、僕らが良く知っているタミヤが新商品としてド定番の戦車を送り出してきました。価格も税抜き2000円のお手頃な価格。こんなファーストチョイス、めったにないかもしれませんね。ぜひ48MMの世界と、約10万台という膨大な数が生産されたド定番の戦車はどのようなものなのか、このキットを通して体感してみてください。おしまい。
■後記
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過去に1/48MMについてまとめたこちらの記事も読んでみてください。